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ホビー作家、手作り大好きさんは、活動に合わせた収納を!
~作家の実例に見る収納のコツ~

ワークショップでは、細かい素材を扱いやすくする工夫が大切

委託販売、ネット販売、イベント出展&ワークショップ Atelierすーじー さん
ホビー作家、手作り大好きさんは、活動に合わせた収納を! ~作家の実例に見る収納のコツ~ | みんなでつくるハンドメイド情報サイト| hobbystyle

Atelierすーじーさんの作品

■ 制作している作品は?
・編みもの 食べ物系編みぐるみ、キーホルダー、アクセサリーなど生活小物雑貨

■ 仕入れる素材について、主なものは?
毛糸、パーツ(編みぐるみやアクセサリー)、綿

■ 素材は、一度にどのくらいの量を頼む?
通販で、店舗の送料無料になる金額で

■ 素材の収納の仕方を教えてください
毛糸
パッと見て、どの色をどれだけ持っているかがわかるように入れます。
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細かいパーツ
種類ごとに、小さめのクリアケースに分けて入れています。
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大きさがまちまちな物
季節によって、使う毛糸の種類やパーツ類が変わるので、種類ごとに取手付の透明ケースにそれぞれ収納し、それらを大きなかごにざくっと入れ出し入れしやすいようにしています。
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■ 今の収納にたどり着いた経緯
最初は制作している物の種類が少なく、資材もそれほど無かったので、場所を決めて、という収納ではありませんでした。制作する物がだんだん増えていき、資材も増えて、在庫もしっかり把握できるように、今の収納へと変えていきました。

■ 収納のコツ、ポイントと思う部分を教えてください
部屋の一角を収納場所にしています。作るものによって、使う毛糸の種類が違うので、毛糸の種類別にストック用の入れ物を分けているのがポイントです。アクセサリーパーツ、キーホルダーパーツ、刺繍糸などは、種類やパーツごとに、仕切りのある取り出しやすいケースに収納。収納ケースは、イベントやワークショップの時に、持ち運びしやすい物を選びます。

ライターの感想

クリアケースの使い方がうまいです!細かい仕切りがあるクリアケースに小さな材料を入れているのは、私も取り入れたいと思いました。在庫が一目見てわかることで、材料を無駄なく買い物でき、作品作りもスムーズになりますよね。また、ケースをワークショップにそのまま持っていける大きさにしているという点も、工夫しているなぁと感じました。

お話を聞いた方

Atelierすーじー

Atelierすーじー
HP https://www.ateliersuzzy.com/
Minne https://minne.com/@suzzy925
Creema https://www.creema.jp/c/atelier_suzzy

作品や素材の特性を活かして。ワークショップでは軽さや使いすてもポイント

受注販売やワークショップを中心に作家活動を展開 ノワ(noix)さん

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ノワさんの作品

■ 制作している作品は?
・花雑貨 リースがメイン

■ 仕入れる素材について、主なものは?
プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー等の花材・松ぼっくりなどの実もの 類・ワイヤー等の資材

■ 素材は、一度にどのくらいの量を頼む?
ひと 月に1回、秋冬の繁忙期は月2回、作品内容を考えてから資材調達に行きます。 資材の流通をよくするため、大量買いはしません。

■ 素材の収納の仕方を教えてください
資材
自作の収納棚ワゴンへ。重い資材は、収納付きのベンチをDIYして収納しています。
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実ものなどの素材
ジッパー付き保存袋に入れてから、複数のトレイをスライド式の棚に入れたり、物によっては壁につるしたりしています。
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イベント前に作りためた作品
窓と天井の間にフックをつけてつるします。
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空き箱や包装紙
かさばるけれど軽いものは、建具と天井の間に棚をつくり、そこに収納しています。
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■ 今の収納にたどり着いた経緯
以前は、実ものや資材等は瓶などに、作品は平置きにしていました。
作品はイベント前に作りためるので、平置きにすると部屋中に散らばってしまうのが悩みの種。あるときに、私の作品は、リースや吊るしたり出来るものが主流なのだから、特性を活かして「吊るせばいいじゃないか!」と今のスタイルを思いついたのです。実際に吊るす収納にしてからは、かなり省スペースになりました。

■ 収納のコツ、ポイントと思う部分を教えてください
重い資材は、落ちると危険なので、低い位置に。そして、仕入れた素材は取り出しやすく、使いやすくしまうのがポイントです。また、外でワークショップを実施するときには、搬入出時の身軽さも大切です。折りたためる什器をDIYしたり、英字新聞やクラフトペーパーなどで箱を作って使っています。これは、「軽さ」「扱いやすさ」「使い捨て」を重視してのことです。

ライターの感想

収納というとちょっと味気ないイメージがありますが、DIYで手作りした木のベンチは、作品の雰囲気とあっていてとてもおしゃれだと感じます。また、出来上がった作品を納品までの間、見せる収納にしている点も、アイデアとして素晴らしく、見習いたいです。作品を見せる収納にできると、作品の撮影などもすぐに行うことができて、導線的にもよいですよね。

お話を聞いた方

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ノワ(noix)
・ブログ http://ameblo.jp/noix168/
・インスタグラム @noix168
・1・2月は、可能な範囲でオーダーをお受けしています。

【取材を終えて】

収納・片付けの苦手な私は、とりあえず見た目がきれいなようにと片付けていました。
次の作品作りに入るときには、資材をすべて引っ張りだしてみないと何をどのくらい在庫しているかわからないという状態に。
今回の取材を通じて、収納が得意な作家さんは片付けというよりは、“作品作りの効率化”を目的に収納しているということがわかりました。

在庫がすぐわかる、欲しい素材がすぐ取り出せると、物探し・作業スペース作りなど、直接作品作りに関係のない時間をなくし、作品作りに集中することができます。これは、素敵な作品の制作につながる部分です。
私の扱う素材だったら、菊池さんの生地を立てての収納、すーじーさんのクリアケース収納+佐藤さんのラベリングを真似して、手持ちの材料の把握をしやすい収納にしていきたいと思いました。
そして、その収納ができてきたら、新井さんのような自分の作品の世界観にあった収納を作っていくことにもチャレンジしてみたいです。

私と同じく収納が苦手な皆さん、収納が得意な作家さんのアイデアを取り入れながら、2020年は整った空間で素敵な作品をたくさん作りましょう!

カテゴリー: クリエイター , 片付け

 

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