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駆け出しの作家だったあの時から1年。
みんなの活動、どうなった?

2020年3月。3人のホビー作家が再び集合しました。彼女たちは、約1年前に作家1年生、2年生として、デビューのきっかけや夢、作家としての悩みごとを語った面々。その時から、それぞれの活動はどうなったのでしょうか。そして、いま課題と思っていることは? 今回も、ホビー作家たちのホンネに迫ってみました!

前回 に引き続きお話を伺った作家さんの作品やジャンルを簡単にご紹介します。
駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

久場さん 帆布のトートバッグや布小物の制作販売、入園入学グッズの縫製代行
高木さん
 ハーバリウム、ハーバリウムアレンジ(ボールペンなど)
福士さん
 ハーバリウム、ハーバリウムアレンジ(ボールペンなど)

福士さんは青森に移住したため、オンラインにてご参加いただきました。

あれから1年。どんな活動をしてきましたか?

1年前に、デビューのきっかけなどを語っていた彼女たち。作家としての経験年数が1年増えたら、その活動はどう変わったのでしょうか?

駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

右から高木さん、久場さん

駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

青森からオンラインで参加の福士さん

-前回の座談会から一年、どんな活動をしてきたか教えてください。

久場 作家仲間とのイベント企画

久場: 1年前の座談会で、2019年の抱負として作家仲間と楽しいイベントを企画したいと話しました。
それが実現して、ジャンルの違う作家仲間・古道具屋さん・カフェオーナー・パティシエと組んで期間限定カフェを開催することができたんです。

1年前は企画・開催準備など出来上がったイベントに出店するだけでしたが、自分たちでイベントを立ち上げたというのは大きな変化だったと思っています。
0(ゼロ)からの企画だったので、告知、ポスター作り、店内のレイアウト、人員配置などイベントのすべての流れに関わり、たくさんのことを学んで。

この経験で、自分の作品だけ売れればよいという考え方から、どうしたらイベント全体が盛り上がって、お店が全体としてどうやったら売り上げが上がるかを考えるなど、今までより視野を広くもつことができたなと感じています。

それから、委託販売も始めました。
お客様との出会いが広がり、私の作品に対するニーズがどんなところにあるのか?などを知ることができた、実りのある一年でした。

福士 環境の変化

福士: 私、実は遠くに引っ越しをしたんです。埼玉から青森へ移ったという環境の変化は、大きいですね。
生活をはじめ、全てがガラリと変わったので、まずは環境に慣れることを優先。2019年の作家活動は少し控えめでした。

高木 イベントへの出店

高木: 私は、大きなイベントに積極的に出店したんです。
出店した中で一番大きいイベントが「ハンドメイドジャパンフェス」。ここでは新しいお客様との出会いだけではなく、企業からのオファーをもらうことがあり、出会いとつながりがぐっと広がりました。

環境の変化としては、私も埼玉県内ですが引っ越しをしたことですね。
引っ越し先での子供の保育園が決まらず、引っ越し前の保育園への送迎生活が半年近く続いて……。送迎に1日4時間程度時間がとられてしまうため、その隙間時間での作品の制作をするというつらい時期がありました。
今は、保育園も近所に決まり、やっとペースができてきたところです。

新しいチャレンジで、作家としての成長を感じたことは?

作家としての活動をそれぞれ続けてきたなかで、スケールが大きくなった、作家としてのレベルがアップしたなど、自分自身で成長を感じる瞬間は、あったのでしょうか。

-2019年の新しい取り組みを始めたことで、手ごたえを感じたことを教えてください

久場 委託販売の経験

久場: 前回の座談会で、高木さんが委託販売をしている話を聞いて、「やってみたい!」と思ったんです。 そこで、地元のカフェに交渉して作品を置いてもらうことにしました。
企画展のような形で、6~7月の1か月間ターバンとあずま袋を販売して、ターバンは1か月で50本売れたんですよ。
駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?
一同: 50本!!

-売れたのもすごいけど、作ったのもすごいですね。

久場: はい。徹夜で作った日もありました。
気楽に1か月という期間を決めてしまったんですが、初めての委託販売には期間が長すぎました。そこは、失敗、反省点でしたね。

カフェのオーナーさんから“在庫が少なくなると売れなくなるから、そろそろ追加した方がいいよ”とか、“私がこのターバン購入してお店でつけたいです。着用していると同じ商品を欲しかがるお客さんが多いから、2本くらい追加で同じものを作れますか?”など、お店に行くたびに商品の動きに対して客観的な感想やアドバイスをいただけたのは、大きなメリットでした。それを参考にモノづくりをすすめたことで、1か月で50本という1年前の自分では想像できなかった数をお客様にお届けできたと思っています。

これがきっかけで、モノが売れたのはなぜ?売れなかったのはなぜ?と考える癖がつきました。

-たとえばどんなことがありましたか?

仲間と開催した期間限定のカフェで、春に開催した時にターバンが2日間で20本近く売れたんです。
そのあと、先ほどの委託販売での経験もあり、ターバンは売れるんだ!と思い、秋に開催した期間限定カフェにもたくさん準備していったのですが、そのときは1日で3本しか売れませんでした。

春のときと、今回の秋の違いは何だろう?と考たんです。
そこで、春はスタッフでターバンを着けていた人が多く、来店したお客様も“みんなが頭に着けているのは何?”と聞いて、購入してくださるケースが多かった。でも、秋は寒くなってきたこともあり、スタッフは帽子をかぶっていました……。結果、ターバンに興味を持ってくれる方が少なかったのです。
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久場さんが仲間たちと開催した1デイカフェの様子

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ターバンをつけて店頭に立っていると、お客様の興味を引くんです!

イベントでは自分の作品を身に着けたほうがいいとは知っていたものの、周りの仲間にも協力してもらうことでここまで数字の差が出ることを目の当たりにしてビックリしました。

高木: へぇ、そんなに差が出るものなんですね。
やっぱり、自分が着けたところをイメージできるのがいいんでしょうね。

高木 イベント出店から広がる可能性

久場: 高木さんは出店料の高いイベントに出店して、売り上げだけではない販促面などでの収穫ってあった?

高木: そうなんです! 地元のイベントに比べてビックサイトで開催されたハンドメイドジャパンは出店料がびっくりするくらい高いんです。
一人での出店は金額面、運営面ともにきついので、アクセサリー作家さんと一緒に出店したのですが、出してみてよかったです。

来場されるのは、地元のイベントと違って知らないお客様ばかりですが、ハンドメイド好きな人が集まるので、お客様のほうから”何やっているの?“などと興味を持って話しかけてくれるのが楽しいし、ワークショップに参加してくださった方たちがInstagramでシェアしてくれて、さらにそこから新しい方に自分のブランドを知ってもらう機会が増えました。

また、大手のファッションビルからのオファーもいただいたんです。地元のイベントでは企業からのコンタクトの経験はなかったので、可能性が広がる手ごたえがありました。

久場: バイヤーさんがイベントに来ているんだね! 声がかかったなんてすごいなぁ。お客さんは知らない人ばかりが来たの?

高木: それが、地元のお客さんも朝一番で来てくれたんです!
近所でも私のワークショップは体験できるのに、わざわざビックサイトまで来てくれたことに感動しちゃいました。

高木、福士 作品の差別化

-ハーバリウムのお二人は、他の作家さんとの差別化などに1年前悩んでいました。
そのころからすると、高木さんはずいぶん作風が変わりましたね。
これは心境の変化?それともお客様のニーズにこたえて?

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昨年の高木さんの作品 カラフルで可愛らしいイメージです

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今年の高木さんの作品 色味を抑えて落ち着いたイメージに

高木: 2019年はこれが“Miily (ミーリー)”のハーバリウムっていう作風を作りたいと模索していました。
そんな中で、自分の好みの商品を扱う古道具屋さんと出会ったことで受けた影響が大きいですね。
その方とイベントコラボで古道具と並べたときに、古道具と雰囲気が合うようなハーバリウムを考えて、今までと作風の違う作品を作り始めました。

そういえば、お花も自分で作り始めたんですよ。

久場: えっ、お花を育てているの!?

高木: いえいえ(笑)
自分でドライフラワーにして、花材を作り始めました。

カスミソウは市販のものだと少し黄ばんでいるのですが、いろいろ研究をして花本来の白さを残せるように、自分で加工しているんです。
それから、ボトルに貼るラベルも自分のブランドのオリジナルを作りました。
Miilyの作品として、ブランドをしっかり確立して、他の作家さんとの差別化を図っていきたいなぁと思いながら活動しています。

駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

真っ白なカスミソウのハーバリウムには“Miily”のロゴのラベルが。

駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

アクセサリー作家さんとコラボしたチャーム付きのボールペン。Miily だけのオンリーワンの作品です。

トレンドの仕入れ方を教えて!

作家たるもの、世の中の動向や流行り、これから注目されるものごとに、しっかりアンテナを張っていたいものです。その点について、高木さんはこう語ります。

-新しい技術を取り入れるときは、どんなところで情報を仕入れるのですか?

高木: Instagramの発信内容で新しい情報を見つけることが多いので、Instagramをみて気になる技術をチェックして調べたり、直接コンタクトをとって教えてもらいに行ったりしています。

ただ、ハーバリウム作家が次に取り入れたいなと思う技術って似通ったりするので、単純に新しい技術をとりいれただけでは、差別化は図れないなぁと考えています。

活動で広がる「つながり」と、広げたからこそ出てきた「困りごと」

地元中心の活動から、皆さんそれぞれ規模や活動域を広げました。そこには、どんなつながりがあり、作家として、どんなメリットがあったのでしょうか。

-一年間活動を続けて、つながりの輪は、広がりましたか?

福士: 埼玉にいた時はワークショップに来ていただいたお客様や、一緒にイベントに出た作家さんとのつながりがあったのですが、今は青森で昼はハンドメイド以外の仕事をしているので、なかなか輪を広げるまでいってないです。

久場: 福士さんはもともとInstagramでの発信をしていたから、活動の場が変わってこれまでのつながりで注文などは入るのでは?

福士: そうですね。青森ではイベント出店やワークショップの活動はほぼない状態で、ネットショップでの販売や友人からのオーダーがメインになっていますね。
ギフトに選んでいただいたりすると、私のことが頭に浮かんだのかなーって嬉しくなります!
活動の場は変わっても、ネットショップはご縁だと思っているので、一つひとつ大切に、お客様に喜んで貰えるように頑張って作っています!

高木: 私も引っ越した先でのイベントなどに出店したいと考えているのですが、すでに活動をしている同業の作家さんがいると思うと、簡単には参加していけないですね。
もともと活動していた戸田での出店の方がしやすく感じてしまう部分はあります。

久場: 私は、委託先のカフェで作品の仕上げ作業をしていることが多いので、お客様に直接声をかけていただく機会が増えました。

-活動を広げていく中で、困ったことがあったら教えてください。

福士: 同じカテゴリーの方とかぶらないようになど、イベント出店時の作品に気を使うことが増えてきました。

高木: そうだよね。
私も地域のイベントで他のハーバリウム作家さんとボールペンの出品がかぶってしまったことがあって。
実は先に“ボールペンを出す予定だ”とは言われていたのですが、作風も違うしそれぞれ出品したいものを出せばよいと思っていたから、気にしてはいなかったんです。

イベント後に”事前に伝えたのに、なんでボールペン出品したの?“とクレームをつけられてしまって。

-事前に、けん制されていたということですね?

高木: 
結果、そうですよね。
ハーバリウムだとこれは○○協会の技法なので、販売しないようにとか、作家同士でのけん制もあって、作りたいもの、出品したいものを抑え込まれているな……って感じて苦しいことが多々あるんです。

福士: とってもよくわかる。

久場さんはそういう経験ありますか?

久場: 私の場合は、協会などには属せず自己流だからあまり経験がないかな。
ただ、次回出店予定のイベントが小規模(10店舗以下)なイベントで、帆布や布雑貨を扱う作家さんとご一緒するんですね。なので、彼女の作っていない作品を出店したほうがいいかなぁ、と商品ラインナップを考えています。

これが、50店舗以上集まる大規模なイベントだったら、同じジャンルの作家さんがいても、その人の商品ラインナップまで気にして自分の出品作品を考えたりはしないのだけどね。

そう、高木さんが出店したような大規模なイベントだったら、ハーバリウムの作家さんたくさんいたでしょ!?

高木: ハーバリウムの作家は一つのブロックに集められていましたよ。
だから、同じ素材や技法を使っている人がたくさんいても気にならないというか、気にしてもしょうがない感じですよね。

久場: そうだよね。大きいイベントだったら、“作品かぶらないように!”とか、“真似した”なんて誰も言わないよね!?

高木: 私も真似したって言われるのが嫌で、他のハーバリウムの作家さんのInstagramはフォローしないようにしているんです。 でも、私をフォローしてくる人は同業の人が多くて複雑な気分です。

-小さなイベントだと、ママ友のお付き合い的な問題が出てくるのですね

高木: 地域のイベントだと、強く出てきますよね。同じ作品を出品したり、同じようなワークショップをしたりすると、価格競争になる、自分が売れなくなるっていう気持ちが強い人が多いですよね。

久場: 私は近所にすごく人気のある、同じジャンルの作家さんがいるんです。
彼女がたまに不要な布を激安で分けてくれるのですが、購入時に“これで作品作って販売してもいいですか?”と、ちょっと図々しい質問をしたんです。
すると、“私と久場さんだと同じ布でも使い方が全然違うから、どんな作品ができるか楽しみだわ。どうぞ使って”と言われたことがあります。

自分の作品に自信があれば、他の人が作るものに一喜一憂しない、余裕があるんだなって感じるんです。

高木: そうですよね、私だけが売れたい!じゃなく、みんなで楽しくイベント作っていくそんな活動をしていきたいですよね!

難しいと言っていた、値付けについて。今はどうしていますか?

作家活動をはじめると、たいていの方が一度は悩むのが値付け。自分の作品は、いくらで売りたい? どう値段をつけるべき? 値付けについての考えは、経験を積んで変わったのでしょうか。

-売れるというところで重要な値付け。前回は皆さん迷っていましたよね。
一年活動して変わってきた部分はありますか?

高木: やはりワークショップ等がある意味価格競争になってしまうのは相変わらずで、悩みどころですね。

福士: たくさんの方に私の作品を手にとってもらいたいから、手に取りやすい価格、というところを意識しているかな。

久場: 私は直接値段の話ではないんですが、検針器購入したんです。

一同: 検針器??

久場: はい。私は厚手の生地をミシンで縫うので、たまに針が折れることがあります。
針先が作品に残っているとお客様がけがをしてしまうので、針が残ってないかを調べる金属探知機みたいな機械です。

前回の座談会の頃は、完成したものを一刻も早くお客様に届けたい!一個でも多く売れたい!という気持ちが強すぎて、作品の検品がおろそかで仕上げ前の物をお届けしたこともあり、ご迷惑をかけてしまったことが多々あったんです。

2019年は委託販売を始めたこともあり、私が直接コンタクトをとっていない方の手にも作品が多くわたるようになったので、“安かったけど持って帰ってガッカリした”って思いはしてほしくなくて。作品の丁寧なつくりや検品にこだわるようになりました。
値段も、その手間に見合ったものをつけるようになってきました。

高木: 私もそういった意味では、自分の作ったものを“商品”としてお届けするからにはという意識が高くなりまたね。
ラッピングにもこだわりたいし、もちろん割れないような梱包も大切。
オリジナルのラベルを作ったのも、差別化以外に”商品”としてお届けする意識も理由としてありますね。

-そうすると、昨年に比べて同ジャンルの作家が提示した値段を見て、迷いが生じることはなくなったということですか?

一同: うーん……。

福士: そう単純には割り切れないですよね。
私が1個分としている値段で、2個買える作家さんがいて、“安すぎる!”と気になったことがあります。

久場: 私も、同じ形の作品は他の作家さんと同じ値段をつけなくちゃいけないのかな?と、迷うことがあります。

逆に、私のつけている値段が安い!と言われたこともあります。

-どんな方に言われたのですか?

久場: 同業者の方です。
私はバッグを作った余りの生地で小物をつくっていて、メインのバッグの方で原価算入しているから安くして手に取ってもらえればよいと考えて値付けしたのですが、同業者の方は生地が高いものだということや、手間がかかることがみてわかるので、これは安いよと指摘してくれました。

自分のことだけ考えて価格を安くしてしまうと、同業の方の作品の価値まで含めて安くしてしまうのかもしれない、とその指摘をうけて感じました。

-値段にも大きくかかわる仕入れ。昨年と変わった部分や工夫していることはありますか?

福士: 今はなかなかまとまって作品を作る時間が取れないので、オーダーが入ったら作るという感じです。作品の在庫もあるので、仕入れはストップしています。

高木: 私は、このボールペンをまとめて仕入れることで仕入値を下げる努力をしています。
数量が半端なく多くて、1回に1500本の仕入れなのですが。

一同: 1500本!

高木: はい。海外から輸入するので、ある程度数がまとまらないと、輸送コストが高くなってしまうので仕方ないのです。 でも、前回仕入れた1000本のボールペンはもうすぐなくなりそうなんですよ!

久場: それはすごいね! 材料を他の作家さんに売ることも商売にできそうじゃない?

高木: それも少し考えてはいるのですが、今はそこまでは手が回らなくて。いつかできたらいいですよね。

久場: 私は帆布を買うお店を1軒に絞りました。 価格は他のお店に比べて安いわけではないのですが、カラーバリエーションが豊富で定番の色は安定して在庫があることと、顔を覚えてもらったことで、生地の加工法などを教えてもらったりしています。

-コストカットより、仕入れ先との関係性を深めているのですね。

さらなるステップアップに向けて

-最後に、皆さんの今年の活動の抱負を聞かせてください。

福士: 埼玉にいた頃より時間が取れない状況ですが、やれる範囲でやっていきたいと思っています。
ネットからの注文も入ったりするので、そこをメインにと友達からのオーダーは引き続きやっていこうと思います!

久場: 私は、いままで一人でイベントに出たことがないので、まずイベントに一人で立ってみようと思っています。
また、開店休業中のネットショップのちゃんと稼働するようにしたいです。
今回のコロナの影響などでイベントが中止になる中で、イベントに立たないと販売ができない今の状況だと息の長い活動が続けられないなぁって感じています。
高木さんみたいに大きなイベントに出店することも目標です!

高木: ハーバリウムは作る楽しみがあるから売れるって言われますが、今年は作る楽しみを提供するワークショップだけに頼らずに、販売に力をいれたい!って思っています。
また、以前よりさらに、私の作品を評価して多くの人に手に取ってもらいたいという思いが強くなっています。
もちろん、作品の力で販売していくって、認められるかなぁという怖さもありますが、挑戦してみたいんです!

久場: 古道具屋さんとのコラボとかもっと力入れてみたら?
ターバンの話と一緒で、自分の家のインテリアにどうなじむかをお客さんに見せてイメージができたら、手に取ってくれる人も増えそうだよね。

高木: そうですよね! 古道具屋さんに相談してみようかなぁ。

久場: それがいいよ。
逆に私は、ワークショップもチャレンジしてみたいですね。

高木: ワークショップはほんとに楽しいし知ってもらえるきっかけになりますよ!ぜひ久場さんもチャレンジしてみてください。

-一年前に比べ、皆さんが自分だけのことを考えるのではなく、商品のこと、お客様の事、他の作家さんとの関りを考えながら活動をしていることが感じられました。

作家活動もそれぞれのステージで悩むことが変化してくることが、昨年の座談会と比較することでよくわかります。貴重なお話をありがとうございました。

座談会を終えて

作家デビュー2・3年目の皆さんのお話は、いかがでしたか。
前年の活動を踏まえながら、次にステップに進んでいる姿が感じられたのではないでしょうか?
昨年の座談会の時に比べ、皆さんの面構えがぐっと作家らしくなったなと感じました。そして、座談会の中でも、“振りかえってみたら、私たちちゃんと作家として成長しているね”という言葉が出ていました。
夢中で活動していると、スタートしたころと、現在の自分の位置を確認する時間をとることはなかなかないのかもしれませんね。
何年か作家活動をしている方は、一度自分の活動を振り返ってみて次の作家活動のステップを決めていくのもいいかもしれません。

そして、これから作家活動を始めようというホビスタ読者さんはぜひ、昨年の座談会と今回の座談会を併せて読んで、自分の活動のステップをイメージしてみてください。

【座談会参加者紹介】
■ 久場和代(くばかずよ)さん/てづくりばくちゃん

2017年デビュー  帆布バッグ、布小物、入園入学グッズの制作。ネットオーダー、および、地元のイベントにて活動中。小学生2人のママ。

駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

■髙木 美穂 (たかぎ みほ)さん/Miily*Herbarium(ミーリーハーバリウム)

2018年デビュー  フラワー小物、ハーバリウムボールペン、ハーバリウムの作品制作・販売、ワークショップ地元のイベント出店、委託店での販売などで活動中。小学生・保育園生 2人のママ。
駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

Instagram :https://www.instagram.com/miily_herbarium/
ネットショップ:https://www.creema.jp/creator/3191842/item/onsale
委託販売先
Aslieta:
https://www.instagram.com/aslieta/
𝐀𝐥𝐨𝐡𝐚𝐰𝐚 ハワイアンロミロミマッサージ:
https://www.instagram.com/hawa.lomi

駆け出しの作家だったあの時から1年。みんなの活動、どうなった?

■福士愛 (ふくしあい)さんatelier_kohaku (アトリエコハク)

2018年デビュー ハーバリウム作品制作・販売ネットショップ、オーダー中心で活動中。保育園生、乳児の2人のお子さんのママ。
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