特集
長かった梅雨も明け、さあ、夏本番です!
この夏は、暑い日をちょっとクールに過ごせるインテリアアイテムやお出かけグッズを、手作りで自分流に楽しんでみませんか?
今回は、ハンドメイドが大好き!という方だけでなく、この夏、手作り初挑戦の方や親子でハンドメイドを楽しんでみたい、という方に向けて、
① 見た目も涼しげなフェイクグリーンを使ったインテリア
② お気に入りの布で作る冷たさキープのドリンクホルダー
③ 帽子を華やかに飾る布のコサージュ
の作り方を紹介します。
① は、COCOHANA(ココハナ)/出町恵さんのレシピ、②は、私、ライター久場和代のレシピ、③は昨年の特集記事でご紹介した、ポンポンゴムのアレンジです!
夏場は、家の中でエアコンをつけていても、家族で集合している場所やエアコンから遠い場所は、暑苦しいですね。特にキッチンは、火を使うので家の中でも一番暑い場所になっているのではないでしょうか?
今回は、プリザーブドフラーワーや、ドライフラワー、生花など、季節のお花を使った作品の展示販売やワークショップを、戸田、都内を中心に開催しているCOCOHANA(ココハナ)/出町恵さんに、マグネット付きの缶を使って、卓上に飾ったり、紐をつければ壁にも、そしてキッチンの冷蔵庫にも飾ることができる、見た目も涼しげなグリーンアイテムの作り方を教えていただきました。
グリーンを飾って、暑い場所でもクールな空間にしちゃいましょう。
作品の完成度が上がる作り方のポイントも教えていただきました。
【材料・道具】
・裏面がマグネットになっている缶(インテリアショップやホームセンター、100均などで購入可能)
・オアシス(花を刺して固定する固いスポンジ。花屋さんなどで購入可能)
・フェイクグリーン・フェイクフラワー
・グルーガン
・はさみ
【作り方】
① 写真のように、缶に収まるサイズにオアシスをカットして入れる。
オアシスが飛び出してこないように四隅にグルーガンをつけて接着する。
② 花とグリーンを選ぶ。
メインになる大きなものを1つ決めてから、周りを決めていく。
今回は、涼しげなブルーの花をメインに選んでみました。
<作り方ポイント その1>
フェイクグリーンは、価格が安いものもありますが、より本物に近い作りのフェイクグリーンを選ぶことで、作品の完成度がぐっと上がります。
出町さんのおススメ:
フェイクグリーンのおススメのお店は、“東京堂 https://www.e-tokyodo.com/ ”ですね。
<作り方ポイント その2>
お花とグリーンを選ぶときに、色は2・3色までに抑えるとまとまりが良いです。
お花ばかりにするより、グリーンを多めに。グリーンの濃淡で変化をつけると素敵な作品になりますよ。
③ ②で選んだ材料をオアシスに刺していく
花材の先を刺しやすいように斜めにカットしてから、
グルーガンで花材の先に、たっぷりグルーをつけてオアシスに刺していく。
作っていて途中で抜けてしまうような場合は、写真のように根元にグルーを追加してしっかりと止めます。
<作り方ポイント その3>
作品の中心となる部分は、ケースの中心より少し上にします。
(写真の黄色の丸の部分)
中心をめがけて、花材を刺していきます。
中心の部分で花材をぎゅっと握っているような、しずく型のブーケを作るイメージで刺していくと作品がきれいにまとまりますよ。
また、中心点(黄色の丸の部分)に一番高さが出るようにするときれいな仕上がりとなります。
オアシスに対して、垂直に花材を刺さないようにしてくださいね。
(注意点)試しに刺すと、オアシスはもろくぽろぽろとしてしまうため、思い切って1回で位置を決めましょう。
④ バランスを見ながらグリーンを足していく
大まかにお花とグリーンを刺した後、主張しないグリーンを足すように刺していくことで、お花をより引き立てることができます。
お花の下から小さなグリーンが見え隠れすることで、より作品が生き生きとした雰囲気になります。
⑤ 完成
ブルーのお花を中心に、涼しげな作品が完成しました。
冷蔵庫に貼りつけて、空間を涼しげに彩りましょう。
【フェイクグリーンのインテリアを教えてくださった方】
*cocohana*(ココハナ)/出町 恵さん
出町さんは、埼玉・東京を中心にお花を使った雑貨やアクセサリーの制作・販売、ワークショップなどを開催しています。
Instagram: https://www.instagram.com/coco87hana/
HP: https://peraichi.com/landing_pages/view/ixcgh
【今後の出店予定等】
・7/31 THE STORE〈蕨マルシェ〉
https://peraichi.com/landing_pages/view/ixcgh
・9/15ー9/16(光が丘 ロハスフェスタ東京)
時間 10:00~17:00(最終日のみ16:00まで)
http://event.lohasfesta.jp/tokyo/top/
雨天決行(荒天により中止となる場合がございます)
・9/28(蕨マルシェ アートむすび市)
時間 10:00~16:00
https://art.warabi-marche.com/
雨天決行(荒天により中止となる場合がございます)
お気に入りの布と保冷シートを縫い合わせて、ドリンクホルダーを手作りしましょう。
今回は、カフェなどのテイクアウト用のカップに合わせたサイズのホルダーを作ります。氷たっぷりのアイスドリンクは、少しでも冷たさを長くキープしたいものです。そんなときに、持ち手つきのおしゃれな保冷ホルダーが役に立ちますよ。
【材料・道具】
今回は、口の部分の直径が9.5㎝、底の直径6㎝、高さ10.5㎝のカップが入るサイズを作ります。
好きな布(40㎝×20㎝) 1枚
保冷シート(40㎝×20㎝) 1枚 (手芸用のシートが望ましい(※))
テープ 2.5㎝幅×40㎝ 2本 (今回は綾テープを使用しています)
ミシン
布用両面テープ
手芸用ボンド
※保冷シートについて
手芸用の保冷シートは、表面がアルミ、裏面がキルト綿でできており、ミシンがかけやすいのでおススメです。
裏側が写真のような保冷シートの場合は、生地が滑らずミシンがかけにくいので、生地が滑らない場合は、クッキングシートで生地を挟んで縫い、最後にシートをカットする方法で縫うと縫いやすくなります。
【作り方】
① 生地をカットして、脇の縫い代に印をつける
型紙は、縫い代込みのサイズです
表地・裏地 各2枚カットします。
縫い代 表地・・・端から1㎝
裏地・・・端から1.2㎝
② 表地を上から2㎝のところで折り、脇からはみ出た部分をカットする
③ 表地、裏地ともに脇を縫う
表地は②で折った部分を伸ばしてから、脇を縫う。
④ 底を縫う
(1) 脇の縫い代を開いてアイロンをかけ、脇を中心に持ってきて折りたたむ
(2) 両脇を内側に折り込む
(3) 表地は縫い代1㎝、裏地は縫い代1.2㎝で底を縫って、角をカットする
裏地は縫い代部分を半分くらいにカットしておくと、仕上がりがきれいです。
⑤ 裏地をひっくり返し、表地にかぶせる
⑥ 表地の口の部分を折り返し、裏地に重ねる。
⑦ 持ち手用のテープのはしに両面テープを貼り、本体の脇線の部分に合わせて貼り付ける。
⑧ もう一本のテープのはしに手芸用ボンドを塗って、ほつれ止めをする。
⑨ 表地の端が隠れるように、⑧のテープを本体の口部分に縫い付ける
(1)⑧のテープに布用両面テープを貼って口部分につける
(2)ミシンでテープの上下を縫い付ける
テープの下部分を縫う時、写真のように本体を立てて、ファスナー用抑えを使って縫っていくと
縫いやすいです。
⑩ 持ち手の付け根部分を補強する。
⑪ 完成
子供用に、紐を長くして斜めがけにしても可愛いですね。
お気に入りの布で作ってみてください。
次のページでは、ハギレを使って作る簡単なコサージュを紹介します。
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