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手芸部ってどんなところ!? Vol.2
手作りするだけじゃない!フラダンスも披露
〜葛飾区立双葉中学校〜

双葉中学校ハンドメイド部

東京都葛飾区にある双葉中学校は、全校生徒約約 170 人の中学校です。今回は、1 年生 7 人、2 年生 4 人、3 年生 2 人の総勢 13 人 (2018 年 6 月時点)で手芸活動を行っている同校のハンドメイド部を取材しました。ハンドメイド部といっても、老人ホームに慰問してフラダンスを披露することもあるとのこと。どんな活動をしているのかリポートします!

出迎えてくれたのは、2 年生で部長の酒井みずきさんと、副部長の佐間田雫さん。部室の被服室まで案内してくれました!

双葉中学校ハンドメイド部

部長の酒井さん(左)と副部長の佐間田さん(右)

――まずは、ハンドメイド部がどんな活動をしているのか教えてください!

酒井さん: 私たちハンドメイド部は、手芸コースとボランティアコースに分かれて活動しています。
手芸コースは 5 人で、個人で作りたいものを自由に作っています。
一方、ボランティアコースは現在 8 人。老人ホームに慰問して、フラダンスを披露しています。パウスカートと呼ばれる、フラダンス用のスカートをはじめとした衣装と、入所されている方に贈るマスコットやブローチなどの小物をすべて手作りしています。

――ハンドメイド部なのに、ダンスもやっているんですね!ボランティア部の活動も気になるところですが、まずは手芸コースの方からお話を聞いてみたいと思います! 松本音寧さんは、3 年生だそうです。今は何を作っているのですか。

松本さん: 羊毛フェルトで、トラを作っています。

双葉中学校ハンドメイド部

松本さんが取り組んでいるのは、羊毛フェルトのトラ

――完成まで、あと少しのようですね!

松本さん: 2カ月ほど前から取りかかりました。100 円ショップで見つけて、かわいいなと思って購入したものです。

――なぜ、ハンドメイド部に入ろうと思ったのですか。

松本さん: 小学生のときに、授業でハート形のクッションをミシンで作りました。クッションづくりは初めてでしたが、1 枚の布からクッションができあがることに感動しました。この部活では、いろいろなハンドメイドをやってみたいと思い、羊毛フェルトのほか、動物ポンポンや、フェルトでマスコット作りなどに取り組んできました。

――3 年間やってみていかがでしたか。

松本さん: もうすぐ引退なのですが、いろいろなことにチャレンジできてよかったです。最初は難しそうだなと思っていたことも、やってみると楽しいことが分かりました。

――松本さん、ありがとうございました! さて、こちらでは 1 年生の二人が何か作っています。山村明日希さん(左)と荒川菜月さん(右)です。何を作っているのですか。

双葉中学校ハンドメイド部

山村さん(左)と荒川さん(右)は、大好きなアクセサリー作りに打ち込む

山村さん・荒川さん: 私たちは、アクセサリーを作っています。二人とも、アクセサリー作りがもともと好きで、作りたいものを自由に作れるハンドメイド部に入りました。

――自分ひとりで作るときと、部活でやるときではどんな違いがありますか。

山村さん: 自分では思いつかない、アイデアの交換ができることです。普段から、レシピなども見ずに自分でパーツを組み合わせて作っているので、もっと簡単な方法や便利なパーツを知ることができます。

――どんなときが楽しいですか。

荒川さん: 私は、自分で作り方を思いついたときです。今も、ブレスレットの長さ調節の方法をひらめきました!

双葉中学校ハンドメイド部

山村さんが作った、折り鶴をモチーフにしたアクセサリー。ツルはレジンでコーティングしている

山村さん: 私は、作品が完成したときかな。自分が身に着けたいと思うものを、パーツ屋さんで商品を見ながら必要なものを買って作るので、思い描いていたものが形になったときの喜びは大きいです。

――作り方から自分で考えているなんて、とてもクリエイティブですね!山村さん、荒川さん、ありがとうございました。

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双葉中学校ハンドメイド部の活動リポートは、次のページに続きます。

カテゴリー: 物作り , 雑貨・小物

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