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昔のミシンを堪能したところで、最新の家庭用ミシンを見せてもらいましょう。
こちらです!
どちらも大きなモニターが付いていますね。ちなみにペダルは先ほどのミシンよりも格段に小さいものがついています。
最新ミシンで巾着袋の続きを縫ってみました。糸をセットして…糸通しのボタンをポチッと押すと、あっという間に針穴に糸が通りました!
タッチパネルで針の位置や縫い方などが選べます。全部ワンタッチでできるんですね。
生地をセットしたら、さっそく縫い始めます。返し縫いも、ボタン一つで自動でやってくれるので、生地の向きを変える手間もかかりません。
二辺縫えました!その間たったの30秒!足踏みミシンは使い慣れていないこともありましたが、比べると10分の1のスピードで縫えました。縫い終わった後に糸を切るところも、ボタンを押すだけ。まさに至れり尽くせり!
足踏みミシンで作った表地と裏地を合わせて、巾着袋が完成!糸をセットする手間や、糸が絡んでしまうわずらわしさとは無縁で、ソーイングが楽しめます。初めてミシンを使う人でも、失敗することなく作品を作れそうです。
最新ミシンは手間や時間をかけずに生地を縫えるだけではありません。カラフルな刺繍ができたり、
レースを作ってアクセサリーにしたりすることもできます。
さらに、手書きのイラストをパソコンに取り込んで、刺繍することもできるそうです!
お子さんが書いた絵を刺繍したら、世界で一つだけの作品が完成しますね。
ミシンを使ったキルティングでは、生地を前後左右に動かしながら縫うことで、自由にイラストが描ける「フリーモーション」機能も人気だそうです。この機能自体は、8年ほど前からあるそうですが、ここ2、3年で、初めての人でもぐっと使いやすくなったそうです。
足踏みミシンでは、直線縫いができるのにとどまっていましたが、最新のミシンでは縫うだけでなく刺繍やアクセサリー作り、キルティングなども思いのまま。初心者が簡単に手作りを楽しめるにとどまらず、上級者やオリジナリティを追求したい人にとっても満足できること間違いなし!使うほどに、創作意欲がわいてきそうです!
(お話をうかがった方)
藤沢ミシン
小野田 努 社長
http://fujisawa-misin.com/
神奈川県藤沢市で創業103年のミシン販売店。ミシンを使った手作り教室などのイベントも開催している。足踏みミシンなど、現在は販売していないミシンの修理も行っている。
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