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発想次第で使い方は無限大! マスキングテープ専門店「mt lab.」で聞いた意外で楽しい使い方カタログ

シンプルだけど奥深い素材「マスキングテープ」

完全予約制のマスキングテープ専門店 蔵前「mt lab.」が今年2月にオープンして、話題が集まっています。元々は「工具」の1つであるマスキングテープは、ハンドメイドやアート、暮らしのアレンジメントなど多様な場面に応用でき、シンプルながらも奥深いと注目を集め販売市場を広げています。今回は、マスキングテープのブランド「mt」(http://www.masking-tape.jp/)の製造元、カモ井加工紙株式会社東京支店営業部の佐藤真理さんに取材し、mtの歴史と、mt lab.に集まってきたマスキングテープの意外で斬新な使い方をお伺いしました。

マステブランド「mt」の誕生と発展の道のり

カモ井加工紙株式会社は、岡山に本社を構える、クラフトテープなど各種工業用粘着テープのメーカーです。ある日工場見学に訪れた女性3人組から、ハンドメイドに工業用養生テープを使っていることを聞きアイディアを得て、2008年に立ち上げたのが「mt」でした。
もともと工業用マスキングテープは、大工さんや内装業者など業者向けの商品で、消費者はほとんどが男性。販路は工具店やホームセンターです。そこから、女性のエンドユーザー向けに、文具店や雑貨店など未知の販路を地道に開拓するのは大変だったといいます。
オリジナルテープのほとんどを、デザイナー居山浩二氏が監修しています。「売れるから」ではなく、どんなデザインならお客様が「楽しめるか」を重視。ウィリアム・モリスや横尾忠則など人気のアーティストともコラボレーションするなどして、現在1000種類以上の商品があり、コレクターも満足するようラインナップを充実させています。

ファッションブランドminä perhonen(ミナ・ペルホネン)とのコラボレーション作品

labゆえに試験管が並ぶイメージの店内も、居山氏のデザインによるもの。

mt lab.は お客様とのコミュニケーションの場

mt初の路面店「mt lab.」を、代官山などおしゃれな町ではなく素材製造や印刷などの小工場が建ち並ぶ蔵前の一角に作ったのは理由があります。ただ販売するだけではなく、本当に手作りが好きな人にクリエイティブな感性でマスキングテープを試してもらい、フィードバックしてもらうlab(ラボ:実験室)にしたいという思いがあるからだそう。
「完全予約制なのも、ゆっくりとお客様とコミュニケーションしたいからなんです」と佐藤さんは語ります。店内に約300種ある商品をしっかり説明し知ってもらい、反対にお客様から商品の使い方のアイディアを教えていただくようなおしゃべりは、ざわざわと落ち着かない店内だと難しいもの。「機能も価格的にも斬新で、文具店にはなかなか置いていない商品もmt lab.には置いています。来店された皆さんに使って実験してもらい、リアルな感想をいただけたら」。

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