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流行をおさえていて、若い人にもオススメなのはどんなコサージュでしょうか?
サンセイさんのイチオシは「野原で摘んできたようなブーケ風」のデザイン。
たとえば上の写真のように、お花とお花の間に枝やリーフをあしらって、自然な雰囲気を演出するのがトレンドだそうです。
「かつてはコサージュといえばお花をギュッと密集させるデザインが定番でした。でも最近はボタニカルアートが流行している影響か、お花とお花の【空間】を意識したデザインが人気です。リボンやレースもあまりゴテゴテと加えてしまうと今っぽくないので、シンプルにお花の色や形の組み合わせで遊ぶのがオススメです」
春のセレモニー用なら、桜やミモザなど、この季節らしいお花をとり入れても素敵ですね。
卒入園&卒入学式には、お子さんとおそろいの「親子コーデ」も素敵です。市販のコサージュにはなかなかありませんが、ハンドメイドのコサージュなら簡単に親子コーデが楽しめます。
たとえば上の写真のように親子で色味をそろえるのが、サンセイさんのオススメ。同じ素材でコサージュの大きさを変えるだけでもOKですが、ママは「ローズ×パール」で上品に、お子さんは「マーガレット×リボン」でかわいらしく……など、お花や組み合わせる副素材を変えればさまざまなバリエーションが楽しめます。
同じ素材を使って、ママはコサージュ、お子さんはヘアゴムやコームに取り付けて髪飾りに……とアレンジしても素敵です。
せっかく作ったお気に入りのコサージュ。セレモニーのとき以外に使いみちがないのは、ちょっともったいないですよね。
そこでサンセイさんがご提案しているのは、インテリアや普段づかいのアクセサリーとしてアレンジする方法です。
たとえば上の写真のように木箱に留めてインテリアとして飾ったり、ヘアゴムやコームにアレンジしたり、下の写真のようにカゴバッグにクリップ留めしてアクセントにしたり。ピン、クリップ、丸カンの3ウェイで使える「トリプル金具」も人気だそうです。
「他にもカーテンタッセルにつけたりと、コサージュはアイデア次第でいろいろな楽しみ方ができます。せっかく手間暇をかけて作っていただくので、普段から目にとめて楽しんでいただきたいですね」
今回は、セレモニーシーズンにオススメの手作りコサージュについてご紹介しました。いかがでしたか?
ご紹介したポイントを参考にして、ぜひお気に入りの一品を作ってみてくださいね。
(ライター/本間佳苗)
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