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2020.2.27

ウッドクラフトで木のお皿を作りました~彫り編~

いろいろなジャンルのハンドメイドに挑戦している、Me-nekoです。

ナチュラルな木の食器に惹かれて、店頭などで見かけるとつい手に取って眺めていた私。
次第に「自分で作ってみたい」という思いが強くなり、まずは練習を兼ねて木のスプーンを彫りました(そのときの記事はこちら)。

そして今度は、いよいよあこがれの木のお皿づくりに挑戦です。
用意したのは14cm角で厚さが3.5cmのヒノキの木材です。

私はいつも自由にハンドメイドを楽しんでいるので、どの作品も実際に作り始めるまでの構想期間が長いです。
道を歩いている時や、家事をしている時などに、頭の中で「こんなデザインにしよう」「あの道具なら使えるかも」とアイデアを温めています。
今回は、初めは丸いボールのような形のお皿にしようかと思いましたが、角材の隅まで無駄なく使えるよう、できるだけ四角に近いデザインに決めました。

木材に、彫る際の目安となる線を引いたら、内側から彫っていきます。
私の場合どの作品でもそうですが、かっちり作業時間を取るのではなく、家事の合間や時間が出来た時に少しずつ少しずつ進めていきます。
初めは、たまたま家にあったノミを使って彫っていたのですが、刃先が小さくなかなか作業が進みませんでした。

しかし、昨年の「日本ホビーショー」で、新しいノミを購入! 
ホビスタのスペシャルコーナーでも紹介された、道刃物工業株式会社さん(特集記事はこちら)の「ウッディチゼル(WOODY CHISEL:木を彫るノミ)」という商品です。

ウッディチゼルは、柄の部分がひょうたん型になっているので、手のひらで握りこんで使えます。
力が入りやすく、もちろん切れ味も抜群!
作業がはかどり、彫ることが楽しくなってきました。

デザインに丸みを持たせたかったので、角はノコギリで切り落としました。

内側を彫り終わったら外側も彫っていきます。

当初はノミの彫り跡を残すつもりでしたが、外側を彫ったところで予定変更。
「なめらかな手触りの方が気持ちいいかも」と思いつき、表面を削ることにしました。
最初の構想にこだわらず、柔軟に変更できるのは独学の面白さかもしれません。

「彫り」の作業はここまで。
次回は、「削り」の作業についてお話しますね。

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カテゴリー: 物作り , 雑貨・小物

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