みんなでつくるハンドメイド情報サイト　HobbyStyle(ホビスタ)

角田商店

新堀通りに面しており、紺色のオーニングテントと板張りの外壁が目を引くオシャレな外観のお店が「角田（つのだ）商店」。昭和2年創業、ハンドバッグをはじめとした袋物用材料問屋の老舗です。店内には、がま口の口金やバッグ、財布、その他印鑑ケースなどの袋物用金具・材料が多数揃っています。

がま口の口金は形やカラーバリエーションが豊富。自由に棚から引き出して、探すことができます。

Dカンやナスカンなど、袋物に使う金具も壁いっぱいに揃っています。一覧性が高く、探しやすいのが特長。布地は、芯材と裏地を購入することができます。

角田商店では、がま口各種のオリジナル型紙を1枚200円で購入することができます。壁にずらっと並ぶのは、型紙で作れるがま口たち。完成した見本を手に取ることができるので、大きさや厚みをイメージしやすく、がま口制作デビューにもってこいです。

がま口を作る時に必要なボンド、工具、がま口の内側に入れる紐なども購入できます。

刺繡作家atsumiさんとコラボレーションしたがまぐちキットが販売されているほか、直接習えるワークショップも随時開催。ワークショップは店頭でも申し込みできるほか、ウェブサイトからも予約が可能です。

お店から一言

がま口をはじめとした、袋物用材料のことならなんでもお任せください。同じ建物の地下1階「多目的創造スペース　ベースメント」では、作家さんとコラボレーションしたワークショップも随時行っています。

SUNFELT SHOP（サンフェルト　ショップ）

東京メトロ銀座線・田原町駅1番出口から徒歩約2～3分の場所、蔵前駅や浅草橋駅からも歩ける場所に「SUNFELT SHOP（サンフェルト　ショップ）」があります。1階は様々な種類のフェルトや手芸キットを取り揃えたアンテナショップ、2階ではレジンなどのクラフト商材の販売とハンドメイドワークショップが定期的に開催されています。

一般的なフェルトのイメージを持つ方も多い20cm角のシートフェルト「ミニー200」をはじめ、シートフェルトは全色手に取ることができます。

また、シートフェルトと一言でいっても、ウールとレーヨンの混紡やウール100％、ウォッシャブルフェルトにハードフェルト、大判フェルトなど、用途や色で選ぶことができます。

店内にはシートフェルトを使った作品例がたくさん飾られていて、フェルトで作ることができる作品の多さに驚きます。

ミシンを使わず「縫わずにつくれる」シリーズは、バッグやアクセサリーが人気。ワークショップによっては、開催日程リクエストの相談も可能です。

2階はワークショップスペースがあり、定期的にワークショップが行われています。また、デコポッジ（DecoPodge）やレジンの材料も2階で購入できます。

好きなペーパーナプキンを使って、布にデコポッジフィルムを使って貼り付けるワークショップも大人気です。お子さんの上ばきや、スニーカーも好きな柄にできます。

布、木、紙、金属など、ほとんどの素材につけることができるので、アイデア次第で自分だけのオリジナルグッズが出来上がります。

お店から一言

様々な種類のフェルトを取り揃えております。6月からは、お買い上げ金額に応じてたまるスタンプカードもスタート。ワークショップも定期的に行っています。周辺のお店と相互協力して制作した「手芸女子のよくばり散歩」という手芸系メーカーやお店の紹介マップもお渡ししていますので、ぜひ気軽に遊びにきてください。

取材を終えて

今回は、蔵前周辺のお店をご紹介しました。
かばん、ファスナー、がま口、フェルトとそれぞれの店舗に得意分野があり、品揃えが豊富で、スタッフの皆さんの知識量が素晴らしかったです。店頭ではお客さんがスタッフの方に相談しているシーンも多く見られました。

蔵前は「東京のブルックリン」と呼ばれています。蔵前とNYのブルックリン区が、モノ作りの町、職人の町として似ていることが理由なのだとか。
実際に取材しながら街を歩いていると、老舗店舗と新しい店舗がうまく共存していると感じました。そんなモノづくりの街、蔵前でハンドメイドの材料をぜひ探してみてください。
これからも「浅草橋手づくりたうんマップ」の情報は随時更新していきます。どうぞお楽しみに！