HOME>ホビスタ特集>イベントレポート>ハンドメイド歴ゼロでも楽しめる!食ありファッションありの「2019日本ホビーショー」レポート

Special 特集

特集

ハンドメイド歴ゼロでも楽しめる!
食ありファッションありの「2019日本ホビーショー」レポート

本当に幅広いジャンルの素材やツールがあるんですね。さて、ここでもう一人来場者の方にお話をうかがってみましょう。

Tさん 20代 女性
京都府から来場

――こんにちは。京都からはるばる来場されたとのことですが、日本ホビーショーには何度か来場しているんですか。

Tさん: 今回が初めてです。大学で、造形系のゼミナールに入っていて、木材を扱っています。ゼミの先生からチケットをいただいて、行ってみたいと思いました。

――印象に残っているブースはありますか。

Tさん: 絵の具メーカーの「クサカベ」です。絵の具を使ったヘアゴム作りのワークショップを開催していて、画材がアクセサリー作りにも使えるんだと感じました。

――新たな発見があったんですね。そのほかに、何か感じたことはありますか。

Tさん: ハンドメイドとはいっても、アートのように見えるものもあって、それぞれの領域の境界線って、実はないのではないかと感じました。例えば、ウッドバーニングのブースでは、とても緻密な絵を木材に施していて、とても驚きました。どれも見ているだけでとても楽しい気持ちになりました。まだ回りきれていないので、この後もいろいろ見てみたいと思います。

――ありがとうございました!

ハンドメイド作品販売や飲食が楽しめる4階ホール

1階を一通り回ったところで、4階に行ってみましょう。

4階では、ワークショップスペースのほか、毎年別会場で秋に開催していた「ハンドメイド・メイカーズ」が同時開催。日本ホビーショーはハンドメイドの材料の展示販売やワークショップなど、「作る」のがメインですが、ハンドメイド・メイカーズは作家さんたちによるハンドメイド作品の「販売」イベント。さまざまな作品のお買い物が楽しめます。

2019日本ホビーショー

ハンドメイド・メイカーズでは、ハンドメイド作品の購入が可能

また、「第12回 ホビークッキングフェア2019」も同時開催。試食や調理体験なども行われ、終始、人の流れが絶えませんでした。

2019日本ホビーショー

ホビークッキングフェア2019の様子

2019日本ホビーショー

休憩コーナーもあり、購入したものを飲食することができる

このほかにも、4階から屋上に出ると、フードエリアも。カレーやステーキ、ソーキソバなどの主食のほか、チュロスやクレープなどスイーツ系のキッチンカーが出展し、ベンチなどで飲食できるようになっていました。

2019日本ホビーショー

屋上のフードエリア。ホビークッキングフェアなど試食もできるブースがあるためか、お昼のピークタイムでも、それほど並ばず購入できた

ホビークッキングフェアと並んで、来場者の心と胃袋をつかんでいたのが「おいしいminneマルシェ」エリアで、ケーキやクッキーといった焼き菓子や手づくりパン、コーヒーやお茶、ジャムなども販売されていました。

2019日本ホビーショー2019日本ホビーショー

「おいしいminneマルシェ」では、全国から人気のお店が軒を連ねた

ではここで、再び来場者にインタビューしてみましょう! 日本ホビーショーには2回目の来場というNさんです。

Nさん 20代 女性
横浜市から来場

――こんにちは。今日はお一人で来場したのですか。

Nさん: 母と二人で来ました。母がハンドメイドが好きで、昨年に続き今年も行くと言うので、私も付いてきたんです。私はアクセサリーを見たいなと思っています。母はがま口の小物を作るワークショップに参加していました。

――来場してみていかがですか。

Nさん: 私はこれからレジンを使ったキーホルダー作りに参加するので、それが楽しみです。あと、私は食べることが大好き。ホビークッキングフェアのほか、今年はおいしいminneマルシェやフードコートもあって、試食もたくさんできて嬉しいです。会場が広いので、歩き回って疲れたり小腹が空いたら、こうした飲食ブースに立ち寄って休憩しています。

――今日購入したものはありますか。

Nさん: このパンです! おいしそうでしょう?

2019日本ホビーショー

Nさんが購入した手のひらサイズのパンの正体とは…?

Nさん: おいしいminneマルシェで購入しました。「パン屋トロワ」の「塩とあんとカルピス(株)バター」です。クルミパンが好きなので、見つけた瞬間、即買いました。

2019日本ホビーショー

4月25日のみ出展していたパン屋トロワ

――おいしそうな組み合わせですね! Nさんのように、飲食系のブースで甘い物などを食べて休憩しながら楽しむのもよさそうですね。Nさん、ありがとうございました!

4階の会場にはこのほか、今回初企画となった「ハローサーカスキャビネット」が開催されました。ハローサーカスは、タレントの千秋さんが団長を務める、ハンドメイドのコンセプトショップ。ここでは、同団体がピックアップした素材やツールメーカーなど15社とコラボレーションし、素材の量り売りやワークショップ、セミナーを実施していました。好きな素材を好きなだけ購入できるという、ユニークな仕組みに驚きました。

2019日本ホビーショー

ハローサーカスキャビネット内のルシアン「コスモ刺しゅう糸」の量り売りコーナー

2019日本ホビーショー

トーホービーズセットの限定販売も行った

最後に、お友達同士で初めて来場した女性二人(20代)にインタビューしたところ、お二人はハンドメイドはほとんどしたことがないそうですが、ワークショップを見て「自分たちにもできそう」と感じられるものも多数あり、挑戦してみたいと話してくれました。

日本ホビーショーの入場券で、同時開催のハンドメイド・メイカーズやホビークッキングフェアなど、紹介してきたすべてのエリアに入場可能です。ハンドメイドのほか、食やファッションなど、実に幅広いジャンルの物が販売・体験できるので、「ハンドメイドはやったことがない」という方も、きっと「これ好き!」ということがあるはず。ぜひ、来年足を運んでみてはいかがでしょうか。

次回予告 第44回2020日本ホビーショー

日時:2020年4月28日(火)29日(水・祝)30日(木)
場所:東京ビッグサイト西1〜4ホール

曜日が例年と異なりますのでご注意ください

カテゴリー: イベント参加レポート , ワークショップ

 

Archive

その他の特集記事