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ハンドメイド作家、クリエイターは、今、注目すべき職業のひとつです。さまざまな年代の方が、毎年作家としてデビューし、作品をつくり、SNSなどを活用して作品と活動についてを世に発信をしています。今回は、4月25日（木）～27日（土）に開催される、ハンドメイド作品の対面イベント「Handmade MAKERS’2019」の出展者より、平成生まれのクリエイターにフォーカスし、作品や世界観、ものづくりにかける想いに迫ってみました。

＃消しかす。　　ブースNO. MB-55　3日間出展

Q1.今回の「Handmade MAKERS’2019」に出展する作品と、その特徴を教えてください。

消しゴムですぐに消せちゃえそうなゆる～いキャラクターをモチーフにしたハンドメイド商品を出展します。アクセサリーや髪ゴム、パッチンどめなど、小さなお子様から親子連れ、おばあちゃん世代まで楽しめる作品を用意しています。

Q2. 作品づくりをはじめたきっかけ、デビューのきっかけは、なんだったのでしょうか。

中学を卒業し高校生になる前の春休み、自分が描いたキャラクターのイラストを友達に見てほしくてSNSにアップしたことが始まりです。友達はもちろん、一般の方からも「いいね！」をもらうようになりました。その後、たくさんの人に私のキャラクターを知ってほしいと考えて始めたのが、粘土やプラバンを使ったキャラクターづくり。以降はハンドメイドに魅了され、さまざまな作品をつくっています。

Q3. 今、作品づくりや活動で課題と思っていることは？

各地でイベントを開催していますが、常に大切にしているのはお客様に楽しんでいただくことです。目玉商品はどうしよう、これだったら楽しんでもらえるのでは？　と、やりたいことが多すぎてギリギリまで悩んでしまいます。楽しんでくれるお客様を見るともっと頑張りたいと思ってしまうのです。
時間を上手に使い、準備を整えてイベントに臨めるよう、自分を管理することが今の課題です。

Q4.今後の抱負をお願いします！

クリエイターとしての活動を続けながら、幼い頃からの夢“キャラクターデザイナー・作家”を目指しています。これまでは「高校生クリエイター」として活動していましたが、今年の春から大学生になりました。大学で美術の勉強をしながら、自分のキャラクターと一緒に、さまざまなことへ挑戦していきます。

Q5. 来場者に向けて、メッセージをお願いします。

「#消しかす。」のゆる〜い世界観、キャラクターたちをぜひ見に来ていただけたら嬉しいです！　お待ちしております!!

きのこぽん　　ブースNO. MB-93　3日間出展

Q1.今回の「Handmade MAKERS’2019」に出展する作品と、その特徴を教えてください。

ジグソーパズルの紙のピースを使った、1点物のアクセサリーを出展します。一つひとつ異なるパズルの形や、手作業で塗る色彩。決して同じものは存在しない、唯一のアクセサリーです。

Q2. 作品づくりをはじめたきっかけ、デビューのきっかけは、なんだったのでしょうか。

ピースが欠けてしまったジグソーパズルから「何か作れないかな」と考えたのが作品づくりの始まりです。加えて星空や天体が好きだったことから、夜空の色のグラデーションを自分でつくってみたいと思ったこともきっかけになっています。作品をとおして多くの人と出会い、喜んでもらえることが嬉しくて、気づけば「つながるパズル作家きのこぽん」として活動していました。

Q3. 今、作品づくりや活動で課題と思っていることは？

現状では、課題というよりは、とにかく感謝を忘れずに活動し続けることが大切と感じています。

Q4.今後の抱負をお願いします！

「感謝を忘れずに全力で楽しむ」ことをモットーに活動しています。作品をとおしてさまざまな場所へ出向き、そこでたくさんの方と出会い応援していただけること。すべてに感謝し、全力で楽しむことを心がけています。そこから恩返しにつなげられるよう、作品をつくり、新しい場所へ出向いて出会いを楽しみたいです。

Q5. 来場者に向けて、メッセージをお願いします。

「Handmade MAKERS’2019」は、作家はもちろん、ハンドメイド好きの方も楽しめる素敵なイベントです。沢山の素敵な出会いを楽しんでください！
「きのこぽん」は3日間出展します。どこまでもつながるパズル作品と一緒に皆様のお越しをお待ちしています。

▶︎guantic　　ブースNO. MB-61　3日間出展

Q1.今回の「Handmade MAKERS’2019」に出展する作品と、その特徴を教えてください。

▶︎guantic は、触れたヒトの、言葉にできない感覚を引きだす作品をつくって生きています。
▶︎guantic の世界に生きるイキモノたちは、カラフルで可愛い。だけれど、普通の「可愛い」とはナニカが違う。本来であれば、「怖い」「きもちわるい」と思ってしまう形を、デザインとして日常に潜ませてしまうのが「▶︎guantic」です。心の中にある「変」が「好き」へと変化する魔法を潜ませたスマホケースやトートバッグ、身に着けている雑貨などを出展します。

Q2. 作品づくりをはじめたきっかけ、デビューのきっかけは、なんだったのでしょうか。

大学生のときに中国の隔離された村でおばあちゃんに出会い、人と違っても生きていていい、自分を好きでいいと教えてもらいました。“想いはカタチにすることで誰かの手に届く”と信じ、今なお隔離された村にいるおばあちゃんと消えたかったわたしの生きた証を残したいと、作品をつくり始めました。

Q3. 今、作品づくりや活動で課題と思っていることは？

作品に触れてくださる方は女性が多いので、性別や年齢、言葉の違いを超えて、たくさんの方に作品を知ってほしいと思います。そのために、人の感覚の奥深くに届くような作品をつくることが今の課題です。

Q4.今後の抱負をお願いします！

「▶guantic」の作品を「変わっている、独特。でも素敵」と言ってくれる方が“ヒトも同じ”と思うこと。“どこか違うけれど魅力がある”、それを誇りに思うことはとても素敵なことではないでしょうか。そんな魅力を引き出す魔法を作品に潜ませて、世界中にばらまいてゆきます。

Q5. 来場者に向けて、メッセージをお願いします。

ふとした瞬間にあなたの心の奥底できらめく小さなヒカリになれたなら……。そんなオモイを作品に込めて、お会いできることを全力でお待ちしております。素敵な魔法をあなたに。

このもの　　ブースNO. MB-31　27日出展

Q1.今回の「Handmade MAKERS’2019」に出展する作品と、その特徴を教えてください。

「自分をおめでたく祝う」をテーマに、おめでたい印象や自己主張が強い作品が特徴の「このもの」です。今回は水引きアクセサリーや布アクセサリーを出展します。

Q2. 作品づくりをはじめたきっかけ、デビューのきっかけは、なんだったのでしょうか。

高校生の頃からハンドメイドのイベントが好きでした。イベントで、作家さんの作品を眺めて「いつか自分の思うままに作品をつくってみたい」と思ったのがきっかけです。想いは膨らみ続け、大学4年生になったとき、「このもの」の作品づくりを始めました。

Q3. 今、作品づくりや活動で課題と思っていることは？

感受性をもっと豊かに、自分のドキドキ、キラキラした気持ちを作品に落とし込むこと。そのため何事にも好奇心を持ち、広い視野で世界を見ていこうと心がけています。

Q4.今後の抱負をお願いします！

私の将来の夢は自分の大好きなモノが詰まった店を持つこと。そのために今自分がやりたいこと、好きなモノを大切に育てながら作品を作っていきたいと思います。

Q5. 来場者に向けて、メッセージをお願いします。

たくさんのステキな作家さんたちが出展されているイベントなので、当日はドキドキしながらイベントを楽しんでください。そして、よかったら「このもの」にも遊びに来てください。お待ちしております。

desicco　ブースNO. MB-09　26日、27日出展

Q1.今回の「Handmade MAKERS’2019」に出展する作品と、その特徴を教えてください。

今の季節に合わせて、春と梅雨時期の和菓子をモチーフとしたアクセサリーを主に出展します。ディテールにこだわり、本物の和菓子をそのまま小さくしたようなアイテムに仕上げていました。また、洋装や和服に合うことはもちろん、トータルコーディネートとして大きさや形、見え方にもこだわっています。

Q2. 作品づくりをはじめたきっかけ、デビューのきっかけは、なんだったのでしょうか。

本で見た和菓子の美しさや可愛さに惹かれ、「アクセサリーだったら可愛いのに」と思ったことがきっかけです。当時は洋菓子やパンのミニチュアが流行っていましたが、和菓子はあまり見当たらない、であれば自分でつくってみようと思い、作品づくりを始めました。

Q3. 今、作品づくりや活動で課題と思っていることは？

現在は委託販売やイベントでの直接販売しか行っておらず、なかなか地方の方にお届けできていないことです。たくさんの方からネット販売の問い合わせを頂いているので、今年中にはネットでの販売をオープンできるように準備中です。

Q4.今後の抱負をお願いします！

まずはネット販売を始めること。これからは「和菓子」という軸は維持し、アクセサリーという枠を越えてより良いものづくりをしていきたいと思います。

Q5. 来場者に向けて、メッセージをお願いします。

たくさんの素敵な作品を手に取り、直接、作家の方たちに会って話ができるのがイベントの醍醐味です。ぜひこの機会にお立ち寄りいただけたらと思います！
皆様のお越しを心よりお待ちしております！

取材を終えて

今回は、平成生まれの若手クリエイターへものづくりにかける想いを伺いました。
始めは何気ない日常の中のちょっとした発見から。作品を通して多くの人と出会い、応援してくれる人へ感謝の気持ちを作品で返す、そのサイクルが若手クリエイターの活躍に大きな影響を与えているように感じます。
4月25日より開催される「Handmade MAKERS’2019」へ足を運び、若手クリエイターの世界、作品に触れてみませんか。