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手芸部ってどんなところ!?vol.3
文化祭に向け部員全員の力を集結し 一つの作品が完成!
〜東京学芸大学附属竹早中学校 ハンドメイド部〜

仲間がいることで気付く
自分では見えなかった作品の良さ

――手芸部に入ろうと思ったきっかけを教えてください。

部長さん: 私は、この学校に入学する前に、文化祭でワークショップに参加したのがとても楽しかったのがきっかけです。そのときは羊毛フェルトやレジンを体験しました。母からミシンを教えてもらうこともあったので、自分でも何か作ってみたいと思い入部しました。

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羊毛フェルトは毎年定番で取り組んでいるハンドメイドの一つ

副部長さん: もともとものを作るのが好きで、小学生の頃も家庭科部に所属してハンドメイドをしていました。竹早中学校のハンドメイド部には途中から入部しましたが、他の文化部と比べて途中からでも入りやすい雰囲気がこの部にはあると思います。たとえば、吹奏楽部は入部してから数カ月でも技術の差がついてしまいますが、その点ハンドメイドは技術の差がそれほど出ません。「ついていけないかも」という不安なく入れました。

―― 一人でハンドメイドをするときと部活でするときとでは、どのような違いを感じますか。

部長さん: 一人で作っていても楽しいのですが、みんなでおしゃべりしながらだとつかれも感じず、もっと楽しく感じます。話しながらやることで、インスピレーションを得ることもあります。たとえば、私はレジンを使ったハンドメイドが好きなのですが、色やデザインを決めるときに、アドバイスをもらったりすることで、自分の視野も広がる気がします。

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レジンに色付けしている様子。話しながら作ると新しアイデアが浮かぶことも

副部長さん: 入部したころは、会話の内容も作り方など実務的な内容にとどまっていましたが、打ち解けてくるにつれて作品以外のことも話すようになり、部活が一層楽しくなりました。作品について、「かわいいね」とか「きれい」と感想をもらえると、モチベーションにもつながります。
それから、自分ではうまく作れなかったと思っていた作品でも、友達から「○○なところがいいね」など、自分では気づかなかった良さを伝えてもらえたときは、新しい発見になります。

◇   ◇   ◇

一人では得られないアイデアやインスピレーションがあることを感じられる、楽しげな雰囲気のハンドメイド部でした。講師の方を招くこともあるそうですが、ほとんどは自主的に作り方を調べて材料を購入し、作っているそうです。「作っていくうちに、当初イメージしていたものからどんどん変化していって、想像していた以上のものが完成するのが面白い」という、部長さんの言葉が印象的でした。

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カテゴリー: 物作り , 雑貨・小物

 

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