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さて、続いては、毎回事前予約を開始したとたんに満員になってしまうという「スクラップブッキングMASAKO」のブースにやって来ました!
ワークショップ名:イースター壁掛けウッドハウス
出展者:スクラップブッキングMASAKO(勝呂正子)
エリア:ペーパーWORLD
1回の時間:60分
定員:6名
料金:4900円(税込)
今回も、3日間とも事前予約開始からたったの15分で予約がいっぱいになってしまったそうです。
勝呂正子さんは、広告代理店の東急エージェンシーに勤務していた経歴をお持ちで、そこでの経験から写真についても詳しく、スクラップブッキングデザイナー&フォトグラファーとして活躍されています(https://www.masako-sb-photo.jp/)。比較的安価な材料でも、高級感のあるデザインが多くの方に支持されているそうです。
毎回満員御礼のワークショップとのことですが、勝呂さんはどのような思いで取り組まれているのですか。
「私は、作品が素敵であれば人は集まってくれると考えています。予約してくれた方々には、満足感のある作品を完成して持ち帰って頂きたい。そのために出展に向けて決して手抜きをせず、毎回全力で素敵だと思ってもらえるような作品作りに取り組んでいます」(勝呂さん)
その情熱が、参加される方の心をつかみ、さらにお客さんを呼んでいるんですね。ではワークショップの内容は、どのように企画しているのでしょうか。
「スクラップブッキングというと、写真にカラフルなペーパーとエンベリ(装飾品)を組み合わせて作る、明るくPOPなイメージがあると思います。でも、私はビンテージ感と高級感があり、お部屋の季節の飾りとしても楽しめる作品を心掛けています。最近は装飾がメインの作品が増えてきているようですが、私はあくまで写真がメインパーツと捉えています。スクラップブッキングは大切な写真を宝物に変えて残すためのハンドメイドクラフトだと思っています」(勝呂さん)
確かに、勝呂先生の作品は、装飾もとても素敵ですが、まずは写真に目がいくような気がします。
告知はどのようにされていますか。
「ウェブサイトやFacebookを活用して、告知しています。その他にも500人超えの会員がいるmixiコミュニティ(masakoのおしゃれなSB)でも情報発信しています。これらの情報を見て、今回参加できなかった方も『次こそは』と申し込んでくれているようです」(勝呂さん)
あっという間に予約がいっぱいになってしまうので、次回を楽しみにしている方はこまめにチェックしてチャンスを逃さないようにされているんでしょうね。ありがとうございました!
◇ ◇ ◇
さて、最後にご紹介するのは「メモリープレイス」です。
ワークショップ名:仕掛け満載!可愛い折りたたみアルバム
出展者:メモリープレイス1回の時間:60分
エリア:ペーパーWORLD
定員:6名
料金:2000円(税込)
スクラップブッキングの商品を販売するメモリープレイス(http://www.memory-place.jp/html/company.html)。講師は山元公子さんです。
スクラップブッキングのワークショップは複数開催されていますが、今回はどのように企画されたのですか。
「昨年から10~20代に人気がある、仕掛けのあるアルバムをテーマにしたのがよかったのではないかと思っています。実際にご参加いただいたのは20~50代の幅広い年齢層の方でした。どのようなものが作れるのかSNSなどを使って発信したところ、多くの方から反響がありました。写真映えするのに簡単に作れそうな点を評価いただいたのではないかと思います。初めてスクラップブッキングをやる方にも多数来ていただけました」(山元さん)
ワークショップ終了後に、お客様になにかお渡しされていましたね。どのようなものだったのでしょうか。
「作り方のレジュメです。ワークショップで基本を押さえていただけたと思うので、家に帰ってからも、お子さんやお孫さんと一緒に作れるような、分かりやすいものを意識した内容にしています。一回きりではなく、今後も作るきっかけになればと思っています」(山元さん)
事前の告知はブログや、インスタグラム、twitterで宣伝されています。インスタグラムについては、ハッシュタグをたくさんつけてより多くの人に見てもらい、フォローしてもらえるようにされているそうです。
ワークショップで学んだ技術を、自宅でも実践できるように資料をお渡しするなど、より長く楽しんでいただける工夫が印象的ですね。山元さん、ありがとうございました!
◇ ◇ ◇
講師の方々は、多くの方が「やってみたい!」と感じる内容にするために、ワークショップの内容を来場者目線で企画されていることが分かる取材でした。また、SNSでの情報発信はどの講師の方も必ず実施されているようです。どのような作品が作れるのかが伝わるように、写真を掲載することで、来場する方に「作ってみたい」という気持ちを喚起しているようです。講師をする予定がある方はぜひ真似して、集客アップにつなげてください!今回、これらのワークショップに参加できず悔しい思いをした方は、次回参加できるように、日本ホビーショーの専用サイトや講師の方々の情報をチェックしておきましょう!
カテゴリー: イベント参加レポート , ワークショップ
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