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2018日本ホビーショーで人気講師に聞きました!
どんどん集客できるワークショップの秘訣

日本ホビーショー 講師に聞く!人気ワークショップの作り方

年に1回開催される日本ホビーショーの目玉でもあるワークショップ。毎年さまざまな体験を求めて来場する方がたくさんいらっしゃいます。その裏では、みなさんを楽しませるために、講師の方はいろいろな工夫をされています。今回は、第42回2018日本ホビーショーに足を運び、「満員御礼」のワークショップを実施している人気講師の方に、その極意についてうかがいました。

まず最初は、「泰豊トレーディング」(https://www.rakuten.co.jp/noise/)さん。アルミ・ステンレス・銅・真鍮などあらゆる金属材料の販売や加工を手掛けている会社です。

今回のワークショップは講師にワイヤークラフト作家として活躍されている岡本雅子さん(http://mocha-brown.jugem.jp/)を招き、「ランのガラススタンド」作りを行いました。ワイヤーでガラススタンドを作り、ガラスにランなどの花を添えられるものです。

日本ホビーショー 講師に聞く!人気ワークショップの作り方

ガラスを支えるワイヤースタンドが作れる

ワークショップ名:ランのガラススタンド
出展者:泰豊トレーディング
エリア:アクセサリーWORLD
1回の時間:45分
定員:6名
料金:1,500円(税込)

では早速、人気の秘訣を泰豊トレーディング 常務取締役 菅野泰治さんに詳しくうかがってみましょう!今回は、なぜこのワークショップを企画したのですか。

「まずは沢山の方にアルミワイヤーワークの楽しさ、手軽さ、奥深さを体験して頂きたいと思い、今回のワークショップを企画しました。当社のワイヤーはカラーバリエーションが豊富なのですが、新たにブラックとオリーブグリーンのワイヤーをリリースしたので、そちらにも興味を持っていただければと思いました」(菅野さん)

日本ホビーショー 講師に聞く!人気ワークショップの作り方

岡本さんのワークショップの様子

今回ワークショップでは、新色のブラックを使用。マットなアイアンのような質感で、スタンドを作ったらどんなお部屋にも合いそうですね!
ワークショップは複数回実施していましたが、すぐに定員に達してしまったと聞いています。多くの方が「やってみたい!」と思えるワークショップづくりのために、どのような工夫をしていますか。

「デザイン力があり、作った後にも生活雑貨として活用できる実用性の高いワークショップであるということが大きいと思います。また、価格設定については、岡本さんお願いして、初めての方でも挑戦しやすい料金にしたことも影響していると思います」(菅野さん)

また、講師を務めた岡本さんは、このように話していました。

日本ホビーショー 講師に聞く!人気ワークショップの作り方

講師を務めた岡本さん

「『難しそうなのにこんなに簡単に上手くできた!』と思って頂けるよう、制作工程で常に工夫をしています。それが値段と所要時間の割にインパクトのある作品が作れると喜んで頂けるのかもしれません。ワイヤーとガラスという簡単な材料で作れる手軽さもいいのではないでしょうか」(岡本さん)

ブースでは、岡本さん監修のワイヤークラフトのキットを販売。岡本さんの作品も展示していたので、ブースが華やぎました。やったことがない方も、ワイヤーを使ってどのような作品が作れるのか、具体的なイメージがわいたのではないでしょうか。

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さて、続いては、「ぬまさとよしえのハンドメイド作家スクール」です。
沼里良枝さんはハンドメイドを仕事にしたい方向けのスクールを開いています。『ハンドメイド作家になりませんか?』など、ご自身が監修している本も販売しています(http://handmade-school.jp/)。今回は、このスクールに通う方がワークショップを開催していました。

日本ホビーショー 講師に聞く!人気ワークショップの作り方

瀬田正美のビジューピアス or イヤリング作りの様子

ワークショップ名:瀬田正美のビジューピアス or イヤリング作り、加藤麻衣子のミツロウキャンドルを作ろう♡、雨宮京子のジュエルフラワーのピンブローチ、ほか
出展者:ぬまさとよしえのハンドメイド作家スクール
エリア:ファッションWORLD
1回の時間:30分〜
定員:4名〜6名
料金:1,200円(税込)〜

沼里さん、ワークショップにたくさんの方が集まる秘訣をズバリ教えてください!

日本ホビーショー 講師に聞く!人気ワークショップの作り方

中央が沼里良枝さん

「ワークショップというと、講師自身が作りたいものに偏ってしまいがちなのですが、そうではなく、流行やニーズに合わせた内容にするよう教えています」(沼里さん)

今回のワークショップのうち、「瀬田正美のビジューピアス or イヤリング作り」では、ビーズアクセサリーの流行を取り入れ、スワロフスキーやパールやお花のパーツをレジンで固めて、オリジナルのピアスやイヤリングが作れる内容にしました。参加者からは「可愛い~」といった声が上がり、終日大盛況でした。

スクールでは、イベント出店時の接客方法や営業の仕方、情報発信の方法なども伝えています。
例えば、チラシや名刺。これらはお客様が購入を検討する際の手掛かりになるツールです。ただ、これらを初めて作るとデザイン性は高いものの、どのような作品を扱っているのかが伝わりにくいものになりがち。最低限、ブランド名とURLを掲載することを徹底しているそうです。

告知は、ブログ、Facebook、twitter、ネットショップなどを駆使して行っています。複数のSNSなどを活用することで、より多くの方へ情報発信しているそうです。

沼里さん、ありがとうございました!

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2018日本ホビーショー ワークショップ講師のインタビューは、次のページに続きます。

カテゴリー: イベント参加レポート , ワークショップ

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