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――おりあみならではのよさは、どのようなところにあると考えていますか。
金属なので、表面加工ができることです。金属変色用の塗料を使えば、ビンテージ感のある雰囲気にもできるので古美術風の着色ができたり、黒で塗装すると金属特有の重厚感を出すこともできます。スプレーでの色付けも簡単なので、表現の幅が広がります。
また、薄いのでミシンで縫ったり、刺繍を入れることもできます。LED照明と組み合わせて、ランプシェードのように使うと、網目から光が漏れて、独特の雰囲気が出ます。
――どのような場所で購入できますか。
現(2018年4月)時点では、アマゾンやヤフーのネット販売のほか、東急ハンズやヨドバシカメラの文具売り場などでお求めいただけます。そのほか、富山県の富山美術館や石川県の金沢21世紀美術館、広島県のおりづるタワーのショップでも販売しています。
――2018年4月26日からの日本ホビーショーにも出展されますね。
ブースでは、おりあみを使って作った作品展示のほか、おりあみよりもやわらかい、ステンレス素材の装飾用金網「カナオリ」の新商品のモニター販売をします。共通ワークショップコーナーでは、おりあみを使ってバラやネコ、ウサギなどのストラップを作れるワークショップを開催します。
毎年非常に好評で、「全種類作りたい」と、会期中の3日間参加されるお客様もいらっしゃるほどです。
用途の幅が広いので、新しい素材を探している方など、ぜひお立ち寄りいただきたいです。
――おりあみをそのまま使うだけでなく、さまざまなハンドメイドで活用の可能性がありそうですね。ありがとうございました。
(お話をうかがった方)
三代目社長 石川幸男さん
石川金網さんのウェブサイトはこちら
http://ishikawa-kanaami.com/
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