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会場には、ワークショップコーナーもありますが、どこもぎっしりと人が座っています。ワークショップに参加した方にも聞いてみましょう。
こんにちは、今日はどんなものを作りましたか。
Rさん : 「チョークアート」という、黒板にイラストやレタリングを施すワークショップに参加して、これを作りました。
加藤: わぁ、サンタクロースですね!色も鮮やかですごくきれいに描けています。何度か描いたことがあるんですか。
Rさん : いいえ、今日のワークショップで初めて描きました。チョークアートは、以前雑誌などで見たことがあって、ずっとやってみたかったんです。今日偶然ワークショップを見つけて、参加を即決しました。
加藤: 念願かなって、チョークアートができたんですね。実際やってみていかがでしたか。
Rさん : やり方は雑誌や本で見ていましたが、イメージしていたより簡単で、とても楽しかったです!家に帰ったら、さっそく飾りたいと思います。
加藤: ワークショップで作ったものは、記念にもなりますよね。ありがとうございました。
さて、先ほどから数時間会場にいるのですが、終始行列ができているブースがあります。タレントの千秋さんが主宰するプロジェクト企画「ハローサーカス」です。ちょうど会計を終えた方がいるので聞いてみましょう!こんにちは。
Nさん : こんにちは。ふぅ、やっと買えた…。
加藤: お会計に長蛇の列でしたね。何をお買いものされたんですか。
Nさん : シオヤマガラスという、ガラスを使ったブローチです。
加藤: わぁ、きれいですね!鳥がモチーフになっています。尾の部分のレースのような糸も素敵です。
Nさん : ツイッターでシオヤマガラスさんの作品を知って、ハローサーカスのブース内で販売していると聞いていました。今日はなんとしてもこれをゲットしたかったので、並んだ甲斐がありました!自分へのおみやげです。
加藤: どれも一点ものですから、「これだ!」という作品に出会えたときの喜びはひとしおですよね。無事、お目当てが手に入ってよかったですね!
さて、こうして来場者にインタビューしながら、実は私も素敵な作品を購入しちゃいました。こちらです!
「小さな森の手作り雑貨屋さん bon bon」で販売していたブローチです。鳥モチーフに目がない筆者。鳥の部分は、オーブンレンジで焼いて固める粘土でできているそうです。
このガラスのような部分はなんでしょう。作家の柴村理恵さんにうかがってみると、「シーグラス」と呼ばれるガラスだそう。海で波にもまれて研磨されたビンなどのガラスの破片が、砂浜に打ち上げられたものです。独特の丸みやスモーキーな表面が、やわらかい表情を醸し出しています。千葉県習志野市で活動している柴村さんは、このシーグラスを求めて、千葉県の海岸沿いをひたすら探し歩いたそうです。
海のロマンが詰まった作品で、一つ一つのパーツが唯一無二ということに心をわしづかみにされてしまいました。服や帽子に付けるなど、コーディネートのアクセントにしたいと思います!
◇ ◇ ◇
みなさんのお買いものを見てきました。作家さんの思いが詰まった世界に一つだけの作品でお気に入りが見つかると、とっても幸せな気持ちになりますし、特別な愛着もわきますよね。取材を通じて、たくさんの作品との、ここでしかできない出会いを感じられました。
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