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2017.12.22

空き一斗缶で「ちりとり作り」

いろいろなジャンルのハンドメイドに挑戦している、Me-nekoです。

私の住んでいる地域のリサイクルセンターで行われた「一斗缶でちりとり作り」と言うワークショップに参加してきました。

ワークショップのテーマはリユースです。
地域の防災備蓄食品である乾パンの入っている一斗缶が、パンの賞味期限後に大量にゴミとして出るため、リサイクルして使っているそうです。
ちりとりの“柄”にする針金は、もともとは自転車の廃材(自転車のライトに当たる部分)で、一部曲がっています(画像下、コの字に曲がっている棒状のもの)。

ネジやボルト、ちりとりの柄にいたるまで新品は一切購入せず、廃材などから再利用しています。
ネジを入れている丸い小さな白い紙のお皿は、果物の梱包材の凹みを丸く切ったもので、「こんなところまでエコだなぁ」と驚きました。

一斗缶の工作は、薄い金属板を切るための金切鋏(かなきりばさみ)を使いました。
すでにちりとり型にカットされている一斗缶の切り口に、1cm間隔で直角に切れ目を入れていきます。カーブの部分は5mm間隔で細かくカットします。

すべて切り終えたら、ペンチを使ってカット部分を一斗缶の内側に折り曲げていきます。
その際、表面側にペンチの跡がつかないよう、薄い木の板を添えました。
折り目が凸凹にならないよう、カーテン状になったカット部を2枚ずついっぺんに挟んで、最初は30度、次に90度、さらに深くと、ゆっくり丁寧に曲げていくのがポイントです。


ニスを塗って風合いを出した木製の握り部分を、コの字に曲がった針金にネジで固定します。

そして、一斗缶にボルトとナットで柄を留め付けたら完成です。

講習会の最後には参加者全員の作品を並べ、記念撮影をしました。
生まれ変わった一斗缶ちりとりが、新品のようにキラキラ光っています。

市販のちりとりと違い、一斗缶を材料に使っているので容量が多いのが特長です。
我が家では、大量の落ち葉を掃除するのに大活躍しているのと、柄が長く腰をかがめることなく掃除ができるので、とても重宝しています。
すべてリサイクルの材料を使っているのに、実用的に使えるちりとりに出会えたこと、このワークショップに参加して良かったと心から思いました。
みなさんの地域のリサイクルセンターなどでも、さまざまなハンドメイドの講習会を行っていることがあるので、情報を探して参加してみてはいかがでしょうか。

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カテゴリー: ワークショップ

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