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2018.4.25

初心者さんにもできる「消しゴムハンコ」

いろいろなジャンルのハンドメイドに挑戦している、Me-nekoです。

ハンドメイド好きなら、ご存じの方が多い「消しゴムハンコ」。
最近、また流行しているので気になっている方もいるのではないでしょうか。

「消しゴムを削るだけなら簡単にできるかな?」とネット上に掲載されている消しゴムハンコの作品を見てみると、あまりのクオリティの高さにびっくり!
挑戦するのを一瞬ためらってしまいました。
でも、はじめて製作するのだから上手くできなくたって、自分で作れば愛おしいものになるはず!
そんな気持ちを胸に、今回の「消しゴムハンコ」作りにチャレンジしてみましたのでご紹介します。

消しゴムハンコの作り方

大まかな流れについては書籍やネットなどにいろいろな作り方が紹介されていますので、ご自分のやりやすいと思うものを参考になさってください。

【用意するもの】
・消しゴムハンコ用の消しゴム
・通常のカッターとデザインカッター

製作に使用する消しゴムは、一般的に販売されているものでも問題なく彫れるのですが、専用の彫りやすい材料が売られているので今回はそれを使いました。

まず、図案を考えます。
絵には自信のない私ですが、愛おしい作品を作るべく、今回は紙に直接、鉛筆で図柄を書いてみました。
参考にしたい図案がある場合は、図案にトレーシングペーパーを重ねて鉛筆で写すのも良いでしょう。

図案用紙を消しゴムのサイズにカットして重ねます。
このとき、書いた面を下にして消しゴムに載せましょう。

ボールペンの頭などの、先が丸くなっているものでこすっていきます。
そうすることで図が消しゴムに転写されますよ。

まずは、周りの余計な部分を普通のカッターでざっくり切り落とします。

次に、転写した図案に沿ってカッターで彫っていきます。

細かい部分を彫るときには、デザインカッターという刃の先が細いものを使いました。

図に沿って一通り彫り終えたら、一度、押してみてイメージと合っているか確認をしてみましょう。
押してみることで、修正した方がいい部分が見えてきます。
下記画像の①~③が、修正の過程です。

①彫り終わって、まず押してみたもの。
②茎の部分が太く感じたので、「細く」と記載している箇所をカッターで細く修正しました。
③もう少しメリハリをつけたかったので、「葉脈(を彫る)」と記載の箇所を追加でひと彫り。また、葉の付け根も細くして繊細なデザインに。

修正を加えたことで、大満足の仕上がりの「消しゴムハンコ」が完成しました!

製作をしてみてわかったのは、最初はなかなか上手くできなくても、彫っているうちにだんだん手が慣れてきて、しっかり彫れるようになっていくということ。
細かい作業に自信がなくても、消しゴムハンコってできちゃうのだなと実感しました。

おまけに、もっともっと簡単な消しゴムハンコの作品を1つ。
上の作品で、図案を消しゴムに転写したあとに切り落とした消しゴムが材料です。
小さな三角形の形のものはそのまま生かし、ほかの余った消しゴムは「○」の形にカット。
インクをつけて無地のハガキに適当に「余り消しゴムハンコ」をぽんぽんと押すだけで、とても温かみのあるオリジナルハガキができました!
これなら、小さなお子さんでも楽しめそうですね。

9月にすみだ産業会館で行われる「スタンプカーニバル」には、消しゴムハンコのブースがたくさん集まり、講習会もあるそう。
消しゴムハンコが気になっていた方や作るのが難しそうと二の足を踏んでいた方。
難しく考えず、まずは気軽にチャレンジしてみることをおすすめします。

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カテゴリー: 作り方・レシピ , 雑貨・小物

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