ホビスタライフ
こんにちは。布とハンドメイドが大好きな、ばくちゃんこと久場和代です。
皆さん、「ペーパークイリング」ってご存知ですか?
細長い紙を巻いてモチーフを作り、モチーフ同士を張り合わせて装飾図案などを作るペーパークラフトで、15世紀から16世紀ごろのヨーロッパで始まったといわれています。
今回は、このクイリングの技法を使って立体的な木の実を作るワークショップに参加してきました。
教えていただいたのは、紙と日本伝統工芸の水引でもの作りをしている環TAMAKIの小林さんです(小林さんのInstagramはこちら)
まるで本物のような下のブーケも紙でできているのですよ!
ワークショップでは、こちらのようなドングリや松ぼっくりを作りました。
本物の木の実のような風合いで、「難しそう。でも可愛いので作ってみたい!」という思いがムクムク。
まずはクイリングの基本である、くるくると紙を巻く技法を使ったドングリの作り方を教えていただきました。
ペーパークイリングでは、「クイリングスロット」と呼ばれる、真ん中に切れ目の入った棒に、細い紙を挟んでくるくると巻いていきます。
こちらがクイリングスロットです。
スロットの先の切れ目に紙を挟んで巻き始めます。
紙を巻くときは両手を使い、紙の端がずれないよう押さえながら。
巻き終わったところがこちらです。
巻き終わったらクイリングスロットを抜いて、巻いた紙の中心を指で押し出しながらドングリのかたちに整えていきます。
ドングリのかたちに整えたら、内側にボンドを塗ります。
次にドングリの帽子になる部分を本体と同様に作っていきます。
左が本体、右が帽子の部分です。
帽子と本体にボンドをつけて、合体させたら完成!
可愛らしいドングリができました。
この後、細長い紙ではなく、小林さんがあらかじめ型抜きをしてくれた紙を使って「松ぼっくり」も作りました。
まずは型抜きした紙に、目打ちで丸みをつけていきます
丸みをつけた紙を重ねていくと、だんだん松ぼっくりらしい雰囲気に。
最初のうちは、紙を巻くための力加減がわからず苦戦しました。
しかし、慣れてくると無心で紙をクルクルと……。楽しい時間を過ごすことができました。
今回、私は母と一緒に参加。
少ない道具で簡単に楽しめるので、幅広い年齢層の方が長く楽しめるハンドメイドだと感じました。
ペーパークイリングが気になった方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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今回ペーパークイリングを教えてくださった環TAMAKIさんの作品は下記で委託販売されています。
・flagsflags / 埼玉県蕨市
・大野屋商店 / 東京都築地
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