ホビスタライフ
こんにちは。布とハンドメイドが大好きな、ばくちゃんこと久場和代(くばかずよ)です。
ハンドメイドの延長でDIYも好きな私は、自宅マンションをちょこちょことセルフリフォームしています。
住みはじめてから10年弱、リビングと和室の白い壁紙が汚れ、少し剥がれた箇所があるのが気になっていました。今回は、自宅の壁紙チェンジの様子をレポートします!
せっかく自分で壁紙を張り替えるのだから、「海外ドラマのリビングに使われているような大胆な柄を取り入れて、愛着のわく空間を作りたい!」と思った私。
輸入壁紙の張り方をレクチャーしてくれる、アート・メイク(ホームページはこちら)の宗形美紀子さんを自宅に招き、アドバイスをもらいました。
実際の作業に入る前に、宗形さんから一言。
「柄のある壁紙を取り入れる場合の、失敗しない壁紙選びのポイント」
1、壁紙に使われている色味は3~4色に抑える
2、壁紙だけの印象で決めずに、壁紙の前に置くもの(インテリアや棚など)や、壁紙の奥に見えるもの(向こう側の部屋の壁など)とのバランスで色味を決めていく
上記の2点をふまえ、今回私が選んだ壁紙は、「白・グリーン系・ブルー系・グレー」の4色があしらわれたもの。
そして、張り替えたい壁の前に置くソファーが黄色系だったので、そのソファーが映えるものをイメージして壁紙をチョイスしました。
ちなみに、壁紙はサンプルを取り寄せて、実際に張りたい場所にあててみると失敗が少ないことも教えていただきました。
こちらの画像は、私自身が取り寄せた壁紙です。実際に壁にあててみると雰囲気がわかるので、壁紙選びの際は必ず「サンプル壁紙お取り寄せ」を活用すべきだと実感しました。
壁紙の張り替えを行うときに必要なものは、以下の通りになります。
・壁紙
・壁紙を張るための糊、糊を入れる容器(壁紙の中にはあらかじめ糊がついているものもあります)
・糊をつける刷毛
・カッター
・カッティング定規
・ヘラ(空気を抜くための大きなものと、細かい角などを押さえる小さなもの)
・ぼろ布(余分な糊を拭き取る際などに使います)
・養生シート(糊で床が汚れるのでビニールなどをひきます)
壁紙を張るために必要な道具は、DIYショップで購入できます。また、ネットの壁紙専門店などでは専用の道具がセット販売もされていますよ。
壁紙の張り替えの手順は、4工程。
1、張りたい場所の高さより、少し大きめに壁紙をカットする
2、糊をつける(壁紙がしっとりするくらい多めにつけます)
3、壁に合わせて、空気を抜きながら張る
4、余分をカッターで切り落とす
これを何度も繰り返していきます。
下記の画像は無地の壁紙を張っているところです。
押し入れのふすまにも、壁紙を張りました。
柄のある壁紙も手順は無地と同様ですが、柄合わせがあることがポイント。
最初にカットするときに張りたい場所の高さより長めに切って(長さは柄によって変わります)、ずれがないよう柄合わせをしていきます。
セルフリフォームが完了!
マンションのリビング(画像手前)と和室(画像奥)が、素敵な空間になりました。
簡単に張り替え作業を終えたように感じますが、壁紙を張るときに教えてもらったポイントが3つありました。
1、糊が乾かないうちは何度でも張り直しができるので、思い切って作業をする
2、糊で壁紙が伸びやすくなっているため、引っぱりながら張ると乾いたときに隙間ができてしまうので、上から抑えるように張っていく
3、こまめにカッターの刃を折り、つねに壁紙がきれいに切れる状態にしておく(切れ味が悪くなると、糊で壁紙がぬれているので引っ掛かりやすくなり、壁紙を痛めます)
今回は2部屋ぶんという、かなり大きな面積を張り替えたため、二人で休憩しながらですが丸1日(朝10時~夕方5時)の作業時間を要する結果に。
部屋の一角や玄関の壁など狭い面積なら、半日程度で作業は完了するとのことでした。
ちょっと大変でしたが、たった1日で我が家のリビングが見違えるようになったことにとても満足しています。
最近では、賃貸でも壁紙の張り替えが簡単にできるように、「剥がせる壁紙」などの種類があります。部屋の模様替え感覚で壁紙の張り替えを取り入れると、ガラリと部屋の印象を変えることができるのでおすすめですよ。
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