ホビスタライフ
こんにちは。食べもの系編みぐるみなどの編みものを、気ままに楽しんでいる“すーじー”です。
前回の記事では、余った毛糸で手軽にインテリアに取り込むことのできる「しずく型モチーフ」をご紹介しました。
今回は編み方を応用して作る、「収納式ネットバッグ」の作り方をご紹介したいと思います。編み物が初めての方には少し難しいかもしれませんが、慣れれば同じ編み方の繰り返しになるのがポイント。集中すれば1~2日で完成しますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【用意するもの】
・毛糸はコットン、麻、アクリルなどお好きなものでOK。ウォッシャブル(洗濯可能)タイプがおすすめです。
太さは極細、細ですと編む時間がかかりますので、中太~太程度が良いと思います。
今回は横田株式会社 トラッドジュートブレンド を使用しました。
・かぎ針 5/0号
同じバッグを、以前、コットン100%の糸で編んだところ完成品が若干重いと感じたので、今回はジュートにアクリルをブレンドした軽い糸を使用してみました。
糸は、素材によってそれぞれに長所や短所がありますので、お好みに合わせて選んでください。
はじめに一般的な輪の作り目をします。
(輪の作り目の編み方は、「株式会社日本ヴォーグ社」が運営する、「手づくりタウン」の動画を参考にしてみてください)
次に下表を参考にしながら、増し目をして編んでいきます。
表中の×はコマ編み1目、Vは1目に2目コマ編みをします。
1段増えるごとに、コマ編みの数を1目増やし、コマ編み+増し目のパターンを繰り返していくイメージです。
最終段が72目になっていればよいので、途中の段は必ずしもコマ編みでなくても大丈夫ですよ。
1枚が完成しました(画像は11段となっていますが、12段まで編んでください)。
続けて同じものをもう1枚。
この2枚が収納用の袋になります。
2枚目の糸は切らずに、そのままもう1枚を繋げていきます。
手前の目にコマ編みを編み、2目鎖目を編んだら、向こう側の目にコマ編みで繋いで。
同様の方法で、1~2目飛ばしに繋げていきましょう。
17目はあけ口になるので、繋げないでぐるっとコマ編みをします。
片方は8目のところで鎖編み6目をして、ボタンループを編みます。
次に、ボタンを作ります。
最初に糸を長めにとり、6目の輪編み→1目に2目入れて増し目→2目1度で減らし目をして、最初にとっておいた糸をなかに詰め込み、6目に糸を通して絞ります。
ボタンループと反対側の位置に取りつけたら、収納袋の完成です。
袋の1枚の縁から目を拾い、3目1ループを36ループ作ります。
立ち上がり1目とコマ編みを編んだら、鎖編み3目し、1目飛ばして3目めにコマ編み。これを36回繰り返します。
最後の目(ループ)は同様に編むと次の段にいけなくなるので、1目鎖編みをしたら長編みで最初のコマ編みを拾い、ループの真ん中にくるように立ち上がり1目+コマ編みをして、1段目と同様に2段目の鎖3目×36ループを編んでいきます
(最初のループと繋げるときは、鎖1目+長編みで繋げましょう)。
3段編んだところ。
6段まで同様に編んだら7段~16段は鎖4目のループ、17段~21段は鎖5目のループで編みます。下の画像は編みあがったところです。
今度は「持ち手」を編んでいきます。
今回はキャミソール型のバッグを作りたいので、36ループを4分割し、それぞれ編んでいきましょう。
まず8ループ編んだら折り返し、次の段は7ループ、編みます。
この場合も、最後のループは鎖2目+長編みで前の段を拾います。
折り返して6ループ、折り返して5ループと、1段ごとに1ループを減らしていき、3ループになったところで立ち上がり3目を。
前段の真ん中のループに長編み2目、次のループに長編み1目を編み入れます。
同様に3目立ち上がり+3目長編みの計4目を5段繰り返して。
ここまでの仕上がりがこちら。持ち手の1/4が出来上がりました
あとの3つも同様に糸をつけて編んだら、このような形になります。
あとは持ち手を繋げて、出ている糸の処理をしたら完成!
くしゃくしゃと丸めて、収納袋に入れるとこのような感じになります。
どら焼きのようなフォルムで可愛らしいのがポイントです。
今回制作した収納袋はオーソドックスな形にしましたが、片側にお花を編みこんだり、刺繍をしたりして糸の色を変えて編むと、よりおしゃれ感が出ますよ。
こちらは「花」をつけたものです。
ネットバッグも、糸の色を変えるだけでイメージもガラッと変わります。
これからの季節、秋の夜長にコツコツと編みものをして過ごすのも楽しいものです。
ぜひ皆様、楽しみながら作ってみてくださいね。
オススメの記事