ホビスタライフ
いろいろなジャンルのハンドメイドに挑戦している、Me-nekoです。
私の住んでいる地域の区役所では、夏季の建物温度上昇の軽減や、ヒートアイランド現象の緩和を目的とした、「屋上緑化」を推進しています。区役所の屋上には、先駆けとしてハーブガーデンが作られているんですよ。そこで育てているラベンダーが満開になったのを機に、「ラベンダーバンドルズ作り」が開催されると知り、イベントに参加してきました。
「ラベンダーバンドルズ」とは、簡単に説明すると、フレッシュなラベンダーを束ね、リボンを織り込んでスティック状にしたものです。茎とリボンでラベンダーの花を閉じ込めているので、ぽろぽろと落ちてしまうことがなく、香りを長い間楽しむことができるんですよ。
それではさっそく製作開始です。
自分の好みのリボンを選び、11本のラベンダーを用意します。リボンを巻きつけていく過程で、偶数だと目の数が揃わなくなるため、本数は奇数にするのがポイントだそう。
枝の途中に生えている小さな花や葉は、綺麗に取り除くことで、完成した時の見栄えがグッと良くなります。
取り除いた花は捨てずにポプリにするといいよ、と講師の方に教えていただきました。
花首を揃えて、リボンでしっかり2回縛ります。花が、自分の方に来るように逆さまに持ったら、茎をひねりながら、放射状に下に折って、茎で花の部分を包みこみます。この時、茎をひねると、ポキッと折れてしまうことがないそうです。
ここから、ラベンダーの茎を縦糸、リボンを横糸に見立て、機織りのようにリボンを織り込んでいきます。
花の部分を包み終わったら、茎部分にリボンを交差させながら巻いていき、最後にちょうちょ結びをして完成です。リボンの色や柄が違うと、でき上がりのイメージもだいぶ変わってきます。
今回のハンドメイドイベントは、作っている間、ずっとラベンダーの良い香りに包まれて、幸せな気持ちにさせてくれました。
7月になるとラベンダーの花が落ちやすくなってしまいます。
このハンドメイドは、6月中旬から6月末までがお勧めの季節。ほんの半月だけというのも、移りゆく季節を感じることができる、贅沢なお楽しみです。
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