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2019.9.30

ミシンを使ってリバーシブルの浴衣用角帯づくりに挑戦!

いろいろなジャンルのハンドメイドに挑戦している、Me-nekoです。

わが家には小学生の男の子がいます。
毎年、夏には学校の納涼祭や地域の盆踊りへ参加。
今までは甚平を着せていましたが、小学校6年生になってぐっと身長が伸び、大人サイズを着られるようになったので、今年は甚平を卒業して“浴衣デビュー”をすることにしました。
初めての浴衣は、ネットショッピングで購入した蜘蛛の巣柄の浴衣。
次に帯を探したのですが、男性用の角帯は、黒や茶色一色などが多く、あまり面白い色味のものが見あたりません。
さあ、そんな時こそハンドメイドの出番です!

まずは、素材探し。「布の街」と呼ばれる東京・日暮里の繊維街へ行きました。
日暮里にはたくさんの生地や手芸用品を扱う店舗が集まっています。

せっかくの手作りなので、リバーシブルの角帯にしようと思い、2種類の生地を購入。
はじめはドクロ柄を探していたのですが、見つからず、何店舗も歩いて私の好きな浮世絵の柄と日本酒の柄で作ることに決めました。

生地と一緒に、厚手の接着芯も購入しました。




角帯の標準的なサイズは、長さ427cm、幅8.5cm~13cmです。
長いので、布をつないでミシンで縫ってから、接着芯をアイロンで貼って袋状に縫った物をひっくり返し、最後に開いた口を手縫いしました。



長くてひっくり返すのが大変だったので、和裁用に買ってあった1mの竹尺を使いました。

完成した角帯のサイズは、長さ393cm、幅10cmに。
息子は体型が痩せ形でウエストも細いため、大人になっても使えそうです。


今回は白地の浴衣だったので、帯は黒い柄を表にして締めました。
角帯は浴衣だけでなく普段の着物にも使えるので、着物によってはリバーシブルの白い柄を表にすることもできます。

珍しい模様なので、納涼祭の時にはたくさんの方に「かっこいい!」と褒めていただきました。
「自分で作ったのですよ」と言うと、「帯を縫うなんて!」と驚かれますが、基本は四角い布を縫うだけです。
この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひお気に入りの布で挑戦してみてくださいね。

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