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2018.10.8

ハギレを使った「小さな針山作り」

こんにちは。布とハンドメイドが大好きな、ばくちゃんこと久場和代(くばかずよ)です。

気に入った布は、制作後の小さなハギレでさえもなかなか捨てられず、どんどん溜まっていくという声をよく聞きます。

そんな「布好き」の例にもれず、ハギレがどんどん溜まってしまう私は、活用方法をいろいろと考えています(以前ご紹介した「ハギレを使ったくるみボタンの活用方法」の記事は、こちら)。

今回は、10cm×10cmの小さなハギレが2枚あればできる、インテリアやちょっとしたプレゼントにもピッタリな、「小さな針山」の作り方のご紹介です。

【材料・準備するもの】
・10cm×10cmの布 2枚
・ペットボトルのキャップ 1個
・中綿(※) 適量
・木工用の接着剤
・針・糸
・両面テープ
(※)針山の中綿は、「羊毛フェルト」がおすすめです。ウールは油分を含むため、針がさびにくくなるというメリットがあります。

【作り方】
1、針山部分となる布の表側に、円形のしるしをつけます。今回は、半径3.8cmの円形のしるしをつけました。このしるしの部分を「なみ縫い」していきます。

2、(1)に描いた円の外側7mm~1cmに円を描き、カットします。今回は織り目の細かい、ほつれにくい布なので7mm外側に線を引きました。目の粗い布(麻など)の場合は、1cm以上外側に線を引いてください。

3、土台になる部分の布を円形にカット。今回は半径3.8cmのラインで線を引き、カットしました。

4、ペットボトルのキャップの底に両面テープを貼り、(3)でカットした布の裏面の中心部分に置きます。

5、ペットボトルのキャップの内側に、接着剤をつけて…。

周りの布にひだをつけながら折り込んでいきます。

最後に折り込む部分には、さらにキャップの内側と布に接着剤をつけます。

布をすべて折り込み終わったところ。

6、(1)で引いた線の上を「なみ縫い」していきます。縫いはじめと、縫い終わりは布の表側にします。

1周縫い終わったところ。

7、(6)の糸を引き絞って、布を巾着状にします。

そこに、中綿を詰めて…。

中綿を詰め終わり、糸を引き絞ったところ。この状態で、糸を結びます。

こちらの画像は、上から見たところです。

8、(5)の、ペットボトルのキャップの内側にたっぷり木工用の接着剤をつけます。あまり側面につけすぎると、次の工程で外側に接着剤がはみ出してしまうため、キャップの淵から3mmほど下からつけはじめるのがポイントです。

9、(8)に(7)の針山になるパーツを押し込むようにつけます。目打ちなどを使って、キャップの内側に針山の側面部分をしっかり押し込んでください。

完成です。

【応用編】
(1)の工程の円を、少し大きめにするとキノコのようなフォルムが可愛らしい針山になります。下の画像の右側が少し針山部分を大きくしたものです。練習した「こぎん刺し」を針山に仕立てました。

小さな布でできる、小さな針山。
家にある材料で、30分程度で作ることができます。
布合わせを楽しみながら、実用的に使うだけでなく、たくさん並べて飾るのもおすすめですよ。

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