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Special 特集

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夏休みの自由研究は、親子でハンドメイド
~子どもと一緒に、ママも夏の作品を~

~中学年編~ 親子それぞれ、扱いやすい素材で「癒しのランプシェード」づくり

夏休みは、旅行をするご家庭も多いですよね。
旅館やホテルにある間接照明はおしゃれで、見ているだけでリラックスした気分に。
こんなおしゃれなランプシェードを家の寝室に置けたら、素敵だと思いませんか?
今回は、親子それぞれで使いやすい素材を選んで、ランプシェードづくりに挑戦しました。

【作り方の流れ】
1) 風船を膨らます
2) 風船に、ライトを入れる部分のしるしをつける
3) 風船に好みの糸を巻き、ボンドを塗ってとめていく
4) 乾燥させる
5) 風船の空気を抜く

【材料】

・毛糸やレース編みの糸など、お好みの糸 ※今回は、子どもは毛糸、ママはレース編みの糸を使用
・風船(今回は直径16センチのタイプの風船を使いました)
・ビーズなどのアクセント(大人用)
・LEDライトなど
・木工用ボンド

【道具】
・刷毛  太めの絵筆などでもOK
・はさみ

【準備】
木工用ボンドを器に入れて、少し水を足して刷毛で塗りやすい固さにする。
チューブの水性絵具より少し柔らかめに。

【詳しい作り方】
① 風船を膨らます。
風船のサイズは、つくりたいランプシェードの大きさで。

② 中に入れたいランプを風船にあて、それより少し大き目に円を描く。

ランプより1cmくらい大きな円を描きます

今回のランプは直径4cmなので、5cmくらいの円を描きました。

あとでランプを入れる穴の部分になります。

③ 風船に糸を巻く。

実は、この糸を巻く作業が困難を極めました!
風船の表面から糸がつるりと滑ってしまうのです。

そのため、巻き始めは、糸1ⅿ分くらいを準備で用意したボンドに浸して、 風船に張り付きやすい状態にしました。
糸が少しでも風船に巻き付くと、そこが引っ掛かりになって、子ども一人でも風船にぐるぐると 巻くことができます。

④ ②で描いた円に糸がかからないよう気をつけながらぐるぐると巻いていく。

途中で糸が滑って巻きづらい時は、ボンドを糸に塗りながら作業をすすめてください。

巻き終わったところです

どのくらい糸を巻き付けるかはお好みで。
少し隙間があるほうが、光が漏れてきれいですよ。

⑤ 全体に刷毛でボンドを塗っていく。
乾燥した時に、カチッと球体になるように、少し塗りすぎかな?と思うくらいに、まんべんなくしっかりと塗ってください。

⑥ しっかり乾燥させる。

触ってみて、糸が固くなったなと思うくらいまで乾燥させてください。
固くならない箇所があったら、それは、その部分にボンドがしっかり塗れていない状態です。
もう一度ボンドをしっかりと塗りましょう。

⑦ 完全に乾燥したら、風船に針などを刺して空気を抜く。

⑧ 完成です!

子ども用は毛糸で、ママ用は、ラメ入りのレース編みの糸で。
素材を変えるだけでずいぶん雰囲気が違いますね。

そして、大人用はビーズなどのパーツをつけてアレンジを。

夜はもちろん、昼間も部屋の隅にちょこんと置いてあっても可愛いオブジェです。

手前が毛糸、奥がレース糸です。

毛糸のランプシェード

レース糸のランプシェード

<<番外編>>
和紙のランプシェード

糸を巻くのが思ったよりも難しく、お子さんによっては、途中で手が止まってしまうことがあるかもしれません。そんなときは、材料を和紙に変えて、取り組んでみてください。
和紙は、お習字用の半紙です。こちらも、作り方を紹介します。

【作り方の流れ】
1) ボンドに和紙を浸す
2) 膨らました風船に、1)の和紙を貼り付けていく
3) 乾燥させる
4) 風船を割る

【詳しい作り方】
① ボンドは水を足して緩くする(糸を巻いたランプシェードのときよりも水っぽい感じでよい)。
② ①の中に和紙を浸す。

③ 風船をコップなどの上に置く。

④ ②のボンドに浸した和紙をぺたぺたと風船に貼る。

できました!

⑤ よく乾燥させる。

和紙のほうが糸より乾燥に時間がかかります。
しっかり乾燥して、固くなるまで乾かしてください。

⑥ 中の風船を割って完成です。

中にライトを入れると、光に濃淡が出てとてもきれいですよ。

次のページの高学年編では、洋服をリメイクしたシュシュとボンボンゴムの作り方を紹介します。

カテゴリー: アクセサリー , リメイク , 作り方・レシピ

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