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~ミシンの魅力 再発見!その2~
アナログだけどデリケート 手回しミシン 修理のゲンバ

スムーズに動くようにするには、仮付した部品を手で調整して動きを確認しながら行う。手の感覚が頼り

専用のねじ穴にドライバーを入れて、ねじをはめていきます。外側からは見えない部分も、小野田さんには見えているかのような手さばきです。

一つ一つ部品を組み立てていく

仕上げに、専用の油を差して…

手回しハンドルもしっかり回るようになった

組み立て完了!よみがえったかのごとく、きれいになった手回しミシン。びくともしなかったのがうそのように、ハンドルもスムーズに回るようになりました。

古い油とホコリがこびりついていたミシンが見違えるようにきれいになった

実は手芸好きな筆者。修理の様子を見ながら、初めて触れる手回しミシンを使ってみたくてうずうずしていたのです。小野田さんに教えてもらいながら、布を縫ってみます。

ハンドルを回すと針が上下して縫い進められる。左手だけで布を抑えるので、慣れていないと縫い目が曲がってしまう

前回足踏みミシンを経験した筆者。ペダルを踏みながらハンドルを回すタイミングをつかむのが難しかった足踏みタイプよりも、ハンドルを回せば針が動く手回しの方が簡単で使いやすいのでは、と想像していました。

しかし!布を片手でしか抑えられないので、真っすぐ縫うのも一苦労…。慣れてくればペダルだけで動き、両手を使うことができる足踏みタイプに比べ、右手がふさがっているので、カーブを縫うことはほぼ無理ですし、何より一辺縫うのに圧倒的に時間がかかります。

現在ではなかなか見ることのできない、手回しミシンの解体から組み立てまでの一部始終をリポートしました。使い続けるためには毎日のメンテナンスが不可欠という、アナログならではの味わいも感じられました。


(お話をうかがった方)
藤沢ミシン
小野田 努 代表
http://fujisawa-misin.com/

神奈川県藤沢市で創業103年のミシン販売店。ミシンを使った手作り教室などのイベントも開催している。足踏みミシンなど、現在は販売していないミシンの修理も行っている。

*あとがき*
今回は、現在ほとんど使われていない手回しミシンを紹介しましたが、長年ミシンの販売をしてきている小野田さんは「最新が最良」と、何度もおっしゃっていました。そこで今回は特別に、<小野田さんおすすめの最新ミシン ベスト3>をご紹介します!

<小野田さんおすすめの最新ミシン ベスト3>

1  ジャノメ <HC1500>
ふところがとても広く、上送りも付いていて縫いやすい。素材を選ばずに縫える。
国内メーカーの中では、ジャノメだけの特許になっている、絵を描くように刺繍ができる「フリーアーム刺繍」ができるのも魅力。
http://www.janome.co.jp/products/sewing_machine/shisyu/hc1500.html

2 ブラザー <イノヴィスVF-1>
国内メーカーの中では、最も高価なミシン。刺繍押えには、LEDポインターまで付いているので 狙ったところに刺繍ができる。
ブラザーは色々なキャラクター物の版権を取っているので 大人から子供まで楽しめる。刺繍をしない方であれば、上記の下位モデルがおすすめ。
http://www.brother.co.jp/product/hsm/embropc/vf1/index.aspx

3 JUKI <EX-7>
刺繍機能は付いていないが、フローティング押え機構が付いており、しっかり押さえながらも少し浮かせられるのでニット素材も波打たずにきれいに縫える。この機能は、最新の工業用ミシン<JUKI DDL-9000CF>にも搭載されている。
https://www.juki.co.jp/household_ja/products/list/home/hzlex7.html

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